ミドリ+シロ+アカ...
2014年 03月 27日
トリコローレ・イタリアーノ。
言わずと知れた、イタリアの国旗。
3色を均等に配置したシンプルで鮮やかなデザインは、わかりやすく親しみやすい。
もっとも、ヨーロッパ諸国は3色国旗だらけだけれど。
あしらわれた色には、それぞれに意味がある。
緑は国土、白は雪、赤は愛国者の血。
由来となったフランス国旗に倣って、自由・平等・博愛とも解釈される。
この配色、見るからにイタリアらしい。
緑はバジリコやオレガノ、白はチーズや小麦粉、赤はトマトやペペロンチーノ。
つまり、イタリア料理には欠かせない食材の色が揃っている。
こんなエピソードがある。
その昔、時の国王ウンベルト1世夫妻がナポリを訪れたとき、王妃は庶民の味であるピッツァを賞味したいと望まれた。
ナポリで名高いあるピッツァ職人に声がかかり、彼はいくつかの自慢のピッツァを作り献上した。
と、そこへ彼の妻が彼女が焼いたピッツァを持って現れた。
そのモチーフとなったのは、イタリア国旗。
彼女は3色を、バジリコ・モッツァレラチーズ・トマトで表現してみせた。
それは当時、まだ誰も作ったことの無かった、全く新しいピッツァだった。
王妃はそのピッツァの名を尋ねられたが、なにしろ初めて世に出たモノ。
名前など無かった。
そこで、王妃の名前を、そのままその新作ピッツァに冠することにした。
その王妃こそ...
マルゲリータ
今ではピッツァの定番となった、「ピッツァ・マルゲリータ」誕生の瞬間だった。
ピッツァ・マルゲリータの由来については諸説あるので、真偽のほどは定かではないけれど...。
いずれにしても、緑・白・赤の3色は、イタリアを象徴するにはお似合いだ。
イタリアの旅でウンザリしてしまって、以来すっかり口にする機会が減ってしまったパスタにピッツァ。
パスタは最近になってやっと少し食べるようになったけど、ピッツァはあれから未だ全く口にしていない。
でも、こんなコトを書いていたら、ちょっとお腹が空いてきてしまった。
よし、そろそろ解禁とするかな?。
職人さんが働いていたお店は今も健在
ナポリにある「Brandi」というお店がソレ
今回は縁が無かったケド、いつか行ってみたいナ...
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「世田谷アートフリマ vol.21」に出展します(詳しくはコチラ)
2014年4月19日(土)
11:00〜18:00
世田谷文化生活情報センター
キャロットタワー・4階
(東急田園都市線/世田谷線・三軒茶屋駅隣接)
入場無料です
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by photographerasuha
| 2014-03-27 00:25