船酔いを防ぐには
2014年 03月 16日
地中海、特に島々の旅には、船の利用は欠かせない。
もちろん、飛行機も利用できるけど、全ての島々に空港があるわけではない。
それに、例えばA島から隣のB島へ行きたいとき、その航空路の設定が無いと当然行くことができない。
島々を巡るには、船旅は切っても切れないものになる。
船の旅は、なかなかイイものだ。
青く美しい地中海を見渡せるし、カフェでコーヒーや軽食を楽しめるし、広い座席でゆったりとくつろげる。
豪華なクルーズ船と比べてしまっては勝負にならないけれど、空の旅には無い魅力がある。
ただ、「船が苦手」という人はとても多い。
「普段、乗り物酔いはしないけど、船だけはベツ」という人も少なからず。
私も稀ではあるけれど、そのうちのひとりになってしまうことも。
海はいつも穏やかとは限らない。
風の強い日には、波は高くなり、そして船は揺れる。
酔ってしまうと、あとはもうただただ苦痛の時間だ。
でも、そんな苦痛が嫌だからと、島への旅を諦めてしまってはモッタイナイ!。
船酔い防止に一番確実なのは、当たり前だけど「酔い止め薬」。
だけど、何らかの理由で薬が飲めない、避けたいという方もいらっしゃるだろう。
そんな方に、いくつかアドバイスを。
船の揺れには、左右の揺れ(ローリング)と前後の揺れ(ピッチング)がある。
それぞれの影響を受けにくい場所に陣取れば、酔いにくくなる。
つまり、船の中心線上、且つ後方に座れば効果的。
もし可能なら、船のタイプを選びたい。
高速船や水中翼船は比較的小型なので、波に煽られやすい。
スピードが出る分、向かって来る波に当たると、前方は激しく暴れる。
カタマラン(双胴船)タイプの高速船は「波に強い」と言われるけれど、実際はそうでもない。
波に正面から突っ込めば離陸するのかと思うほど空を仰ぐし、横波をまともに受ければ四股を踏むかのごとくだし...。
船体が軽い分、一定以上の大きな波には弱いらしく、欠航にもなりやすい。
その点、フェリーボートは大きいので、一番快適。
もちろん海が荒れれば揺れるけれど、高速船のように暴れる感じではなく、ゆっくりゆったりとした感じ。
「その揺れがイヤだ!」という意見もあるので、完璧ではないけれど。
なにより、フェリーは高速船と違って、デッキに出て外の空気を吸うことができる。
普通、船尾甲板にはベンチ式のシートがあるので、そこに座ってまっ青な海に描かれた白い航跡や、水平線へと遠ざかる島々を眺めていれば気が紛れる。
天気さえ良ければ、キャビンよりもずっと快適かも。
あとは、ガムを噛むとか、満腹・空腹を避けるとか、お喋りをするとか...。
でも、一番の予防法は、「しっかり睡眠をとって、余計な疲れを取り除いておく」コト。
旅は楽しいので、ついつい夜更かしをしてしまいがちだけれど、それで辛い思いをしてしまっては本末転倒。
船旅の前夜は、早めにベッドへ☆。
デッキからの眺めは気分爽快
運が良ければイルカに遇えるかも♪
進行風があたるので冷やさないように
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「Craft Zoo 〜手作りいきもの雑貨の仲間たち〜」に出展します(詳しくはコチラ)
2014年3月23日(日)
11:00〜18:00
横浜赤レンガ倉庫1号館・1階
ブースナンバー 4
入場無料です
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by photographerasuha
| 2014-03-16 21:51