空に羽ばたけ、小さな命
2010年 06月 21日
ツバメの雛たち。
ちょうど親鳥が餌を持って戻ってきたところです。
このコたちは、私が住んでいる逗子の駅にある巣で育っています。
この時期はいろんな所で目にしますね。
わざわざ人の多いところに巣を架けるのは、天敵であるカラスやトビなどを避けるためだと言われています。
ほんの数分様子を見ていましたが、親鳥の夫婦が代わる代わる何処からか餌を捕まえて来て、すぐまた探しに何処かへ飛び去ってしまいます。
その目まぐるしいこと!。
相当な回数です。
緑地が減って食糧となる虫が少ない現代の町中、親鳥は自らの空腹に耐えながら、せっせと雛たちに餌を運んできます。
私たち人間の世界では "子供に対する愛情が少し薄くなっているのかな?" と思う事件が多いこの頃、本当に頭が下がるような思いです。
そんな親鳥の献身的な育児のおかげで、このコたちは順調にスクスクと育っています。
羽毛の色もいつの間にか大人の色に変わって、ここ数日はパタパタと羽ばたく練習も。
巣立ちの日が近いのかもしれません。
このままみんな無事に巣立って、また来年この町で元気な姿を見せて欲しいものです。
みなさんがお住まいの町のツバメたちも、きっと同じくらい育っていることでしょう。
小さな命の巣立ち、見守ってあげてくださいネ。
=追伸=
鳥(......動物全般かな?)を撮影するときは、フラッシュを "オフ" にしてくださいね。
眼に良くないですから。
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by photographerasuha
| 2010-06-21 19:52