父、逝く
2010年 02月 09日

1月末日、父が旅立ちました。
8年もの長い闘病生活でした。
私は神奈川在住、父は実家の広島・福山と遠距離なので、どうしてもそう度々会うことはできなかったのですが、ここ数ヶ月は帰る度に目に見えて弱ってきていたので、心の準備はできていました。
でも、それが現実となると、やはり動揺するものですね。
もう10日目を迎えようとしていますが、未だ実感が湧きません。
辛いことですけど、現実と向き合わなければなりません。
いずれにせよ、「いつかは必ず来る日」が来たのですから。
私の実家は祖父の代から続く時計店。
お店にある大きな大きな古時計も、時を同じくして止まっていました。
まるでそのことがわかっているかのように。
居なくなった主に代わって、ゼンマイをしっかりと巻いておきました。
" カッチン♪ カッチン♪... "
以前と同じように、心地良い音とともに時を刻み始めています。
私のゼンマイも巻かないとネ!。


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by photographerasuha
| 2010-02-09 22:55