タベルナ DE タベル
2010年 01月 16日
"タベルナ" のストッカー。
マダイにクロダイ、カサゴ、ロブスターなどが見えますね。
獲れたての魚は、すぐお店のストッカーに並びます。
店先にあるところもありますが、厨房の中にある場合もあります。
ウエイターさんに「魚を見たい!」と言えば、快く案内してもらえますよ。
ちゃんとしたタベルナは、きちんと魚の説明をしてくれて、目の前で重さを量って(魚はグラム制料金が多いです)、値段も示してくれます。
逆に、この辺がいい加減なお店はやめておいた方がいいです。
食べたいお魚が決まったら、次はどのように調理するかを伝えます。
塩焼き、フライ、煮る......などなど、お好きなように注文してください。
私はお魚だったら、何と言っても "塩焼き" が一番!。
せっかくの秀逸な素材、シンプルに味わいたいですからね。
ギリシャでは塩焼きはオリーブオイルとレモンでいただきます。
日本のスーパーなどで売られているオリーブオイルは、その殆どがイタリア産かスペイン産。
残念ながらギリシャ産は滅多に見ませんけど、スゴ~く美味しいんですよ!。
そして焼き魚、ギリシャでは嬉しいことに "炭火焼き" なのです。
それも遠火でジリジリと!。
同じ地中海沿いでも、他の国ではガスだったりフライパンだったりするのですけどね。
一般のお宅でも夕方など、庭や軒先で七輪に炭をおこして魚を焼いている光景をよく見かけます。
さて、注文を終えたなら、あとはどこまでも青いエーゲ海を眺めながらのんびりと待ちましょう。
煙に誘われてネコたちが現れたら、そろそろ魚が焼き上がる合図。
ほら、ウエイターさんがとびきりの笑顔と一緒に運んできましたよ。
「さあ、エーゲ海の恵みを召し上がれ!」
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by photographerasuha
| 2010-01-16 23:30