シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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マタシテモ、鞆の浦

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先週末から『流星ワゴン』というドラマが始まった。

重松清さん原作の同タイトルの小説をテレビドラマ化したものだ。
私はドラマはまず観ない...、というよりテレビ自体あまり見ないのだけれど、今回はとりあえず録画だけしておいた。
というのも、私の故郷である広島県福山市がそのロケ地になっているからだ。

それを知ったのも、実家の母から電話があったからだった。
連絡が無ければ、いつもどおり気にも留めなかっただろう。
もっとも、その録画したモノを観るかどうかはワカラナイけれど。

その程度の関心なので、録画予約していることなんてすっかり忘れていた。
で、お風呂上がりに天気予報でもやっていないかとテレビを点けたら、どこか見覚えのある風景が...。
あれ?...これって...

「トモじゃろ?」

こんな時は、なぜかつい方言が出てしまう。
テレビの画面には、鞆の浦(とものうら)の町が映っていた。
地元の人は、略して鞆(とも)と言うのが普通だ。

鞆の浦については、このブログの過去のポストでも何回か採り上げたけれど...
福山市の南部、瀬戸内海を臨む小さな古い港町で、戦火を免れたために江戸時代からの建物が多く残っている。
数年前には坂本龍馬の隠れ家が見つかったり、朝鮮通信使のための迎賓館であった対潮楼という貴重な史跡があったりと、歴史好きな方の間ではそこそこ有名な町だ。

また近いところでは、宮崎駿監督が滞在してその作品『崖の上のポニョ』の構想を練った場所としても知られている...
が、知名度はまだまだといったところだろう。
とても残念なことだ。

地方都市の農漁村部の多くが限界集落化しているように、鞆の町も同じ方向へと進んでいる。
要は、若者は都会へと出て行き、高齢者が残されているという状態だ。
その対策として交通アクセスを改善するために、あの美しい港を埋め立てて橋を架けるという話もあったのだけれど、それは魅力と財産を自ら捨ててしまうようなものに思える。

私が子供の頃には、まだまだ活気があった。
船着き場の辺りには、漁師が獲ってきたばかりの魚をその奥さま方が即売するリヤカーがたくさん並んでいたし、その魚を買い求める客もまた多くいたものだった。
時の流れは時として冷たく、今はそんな様子もすっかり少なくなってしまった。

それでも、最近は若い人たちが古民家を利用して食堂やギャラリーを開いたり、それに感化されたお年寄りが奮起してカフェをオープンしたりと、息を吹き返す気配を見せている。
ただ、それもお客さんが来てくれなければ成り立たない。
映画やドラマを観て興味を持たれた方が、少しでもたくさん鞆の浦を訪れていただければ...と願ってやまない。

目新しいものは無いかもしれないけど、古き良き時代の風が今も流れる町。
素朴で静かな、鞆の浦。
瀬戸内のシエスタの町だ。

瀬戸内の海の幸があがる鞆港
漁船のエンジン音がBGM
ひなたぼっこするネコの姿も多い


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by photographerasuha | 2015-01-23 00:01 | Trackback | Comments(0)

お袋の味

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混み合う年末年始を避けて、ちょっと里帰り。

機窓から見下ろす山々は、紅葉で臙脂色に染まっている。
その様は、まるで極上の絨毯のようだ。
広島空港周辺も、県木であるモミジやカエデの彩りが美しい。

帰郷した当日の夕食は、いつの頃からか母の手料理と決まっている。
『お袋の味』というやつだ。
地中海の料理も美味しいけれど、流石にこれには敵わない。

この季節、広島といえば、何と言っても「牡蠣」。
牡蠣は調理法次第でいろんな表情を楽しめる。
今回は、フライにしてくれた。

それから、「うずみ」。
と言っても、きっと殆どの方はご存じないだろう。
広島県の中でも、福山など備後地方に伝わる郷土料理だ。

簡単に言うと、いりこだしの澄まし汁に、海老、豆腐、里芋、春菊、それに松茸などを入れたもの。
松茸はなかなか手が出ないので、今回は省くことに。
ぶなしめじで代用することもあるけれど、やはり松茸の香りがあってこそだ。

そして、これをご飯にかけていただく。
「ご飯にお汁を埋(うず)める」ところから、「うずみ」と呼ばれるようになったとか。
ただ、それをあえて別々でいただくのが、我が家流なのだけれど。

故郷でしか食べられないものは、一段と美味しく感じるもの。
何とも言えない嬉しさがこみ上げてくる。
それが手料理ならば、なおさらだ。

「あ〜美味しかった。ご馳走さま♪」

レシピはそれぞれに多少違うけれど...
小海老が入るのはどうやら共通のよう
その風味が瀬戸内を感じさせてくれるんだなぁ


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by photographerasuha | 2014-12-04 23:25 | Trackback | Comments(0)

日本のエーゲ海

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デザインフェスタが終わって、ちょっと時間ができたので、いざエーゲ海へ。

青い海とプカプカ浮かぶ島々が造りだす光景。
いつも思うけど、故郷の瀬戸内とソックリだ...。
それもそのはず。

だって、ここは瀬戸内だから!。

岡山県瀬戸内市牛窓(うしまど)町。
オリーブ畑の丘を背に瀬戸内海を臨む町。
『日本のエーゲ海』と謳って、観光に力を入れている。

果たしてエーゲ海なのかどうかは、ひとまず置いておいて...

この小さな町は、とても静かでゆったりと落ち着いている。
と言っても、決して寂れているわけではなく、いたって小綺麗で明るい。

海沿いを歩けば、爽やかな海風がそよそよと。
澄んだ空気のおかげで、お陽さまも力強く感じる。
そんなところは、なんとなく地中海とよく似た匂いがする。

海を覗き込めば、小魚がワンサカ。
タベルナよろしく、瀬戸内の新鮮な魚をいただけるお店も多い。
もちろん、私もしっかりいただいた。

牛窓港からフェリーで僅か5分の前島に渡れば、そこはまた懐かしい感じのする景色が広がる。
島中、キャベツ畑とカボチャ畑がたくさん。
他に特に何かあるわけではないけれど、「何も無いコト」それ自体を楽しめる、のんびりとした島だ。

...で、牛窓は『日本のエーゲ海』なのか?。

オリーブの葉が海風に揺れる様や、海と島々からなるロケーションは、確かにそれっぽい。
町のところどころに、ギリシャでよく見かける風車小屋を模した建物があるのだけれど...
さすがにそれは違和感を感じる。

実は牛窓町は、ギリシャ・レスボス島のミティリニ市と姉妹都市関係にある。
私はレスボス島にも、もちろんミティリニの町にも行ったことがあるけれど、東エーゲ海に位置するこの島はなにかと隣国トルコの影響が大きかった。
同じエーゲ海でも、みなさんがイメージされるものとは、かなり色が違うかもしれない。

結論、牛窓は『牛窓・うしまど・USHIMADO』。
エーゲ海にこじつけたりなんかしなくても、とても素敵で魅力的な場所なのだから。
そして、ここもやっぱり...

穏やかな時間が流れるシエスタの町。

空が少し霞んでるのがエーゲ海とは違うかな...
でも、それこそが瀬戸内の味だったり
牛窓、とても良いところデス☆


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by photographerasuha | 2014-06-03 23:14 | Trackback | Comments(0)

瀬戸内の夏

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「ASUHAさん、広島出身なんでしょ?
 瀬戸内の夏、爽やかそうでイイですね〜っ☆」


この時期、誰かと顔を合わせれば、こう切り出されることが多い。
少なくとも神奈川・東京辺りでは、瀬戸内というトコロはそんなイメージで通っている。
瀬戸内海から涼しい風が吹いて、地中海のように湿度は少なくカラッとした...

いやいやいやいやいや、トンデモナイッ!

なぜ誤解されてしまっているのかわからないけれど...
"ジトジトベタベタ蒸し暑い"
"その割にさっぱり雨が降らない"
"風が吹かず空気が動かない"
と、不快な要素が三拍子揃っている。

『瀬戸の夕凪・朝凪』という言葉をご存知だろうか。
夕方に海風から陸風へと、また朝方に陸風から海風へと交替する際に起きる無風の時間を、それぞれ夕凪・朝凪と呼ぶ。
瀬戸内地方はもともと風が穏やかなうえに、夏場にはその無風状態がより顕著になる。

風向きが変わるというけれど、実際は夜も昼もほとんど無風のようなもの。
特に、夜は最悪だ。
風が止まってしまうと、海から運ばれてきた湿気が夜通し居座ってしまって、それはそれは寝苦しい。

子供の頃、故郷では夏休みになると、早朝に小学校に集まってラジオ体操をする習慣があった。
家を出ると、左を見ても右を見てもずっと向こうまで、腰の高さまでがまるで雲の中にあるような光景をよく目にした。
朝凪の仕業だ。

私はもう何年も、この季節に帰省していない。
理由はもちろん...
そんな夏の瀬戸内の気候がどうにも苦手だからだ。

故郷の母から
「息をするのもしんどいくらい暑い×××」
と、悲壮感に満ちた電話があった。

「年を追うごとに暑さが増している...、気候が変わってきている...」と。
故郷を離れたことが無い人がそう感じているのだから、やはりそうなのだろう。
ますます足が遠のいてしまいそうだ。

そんな広島は今日、68回目の原爆の日を迎えた。

安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから

平和記念公園にある、原爆死没者慰霊碑に刻まれている言葉だ。
約束は守らなくてはならない。
今一度...

黙祷

茜色に染まった尾道水道の夕景
それにしても...
「風」が「止まる」から「凪」...とは巧く言ったものだ


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by photographerasuha | 2013-08-06 22:13 | Trackback | Comments(2)

エル・グレコ

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名作「受胎告知」を生み出した、画家『エル・グレコ』。

誰もが知る巨匠だけれど、その名前がいわばペンネームであることは案外知られていない。
"グレコ" はイタリア語でギリシャ人の意味。
それにスペイン語の冠詞 "エル" をくっつけたもの。

本名は、ドミニコス・テオトコプロス。
1541年、当時はまだヴェネツィアの支配下にあった、クレタ島の生まれ。
ペンネームのとおり、生粋のギリシャ人だ。

数多くの名作を残したエル・グレコ。
それでも、日本で鑑賞できる作品は、わずか2点のみ。
「受胎告知」はそのひとつで、倉敷の大原美術館に収蔵されている。

ところで、エル・グレコといえば...
大原美術館のすぐ隣に、その名前を冠した喫茶店がある。

古い洋館には鮮やかな緑色の蔦が、窓を潰してしまうほどに鬱蒼と絡まっている。
もっとも、窓ガラスは磨りガラスなので、外から中の様子を覗くことはできないのだけれど。
そんな緑一色の建物に、真っ白なドアと赤いテントの入り口が印象的。

開店したのは1959年(昭和34年)のこと。
ただし、建物はもっと古くて、大正末期の建築。
当初、美術館創立者の関連事務所として使われていたらしい。

そんな生い立ちなので、あちらこちらにレトロな雰囲気が漂っている。
古い作りのドアを開けた瞬間、オレンジ色の照明、板張りのフロア、木製の窓枠...
懐古的な空間が広がる。

たくさんある窓からは、蔦のフィルターを通して、優しい光が差し込んでくる。
そよ風にゆらゆらと揺られる蔦が、磨りガラス越しに映る。
その様はまるで影絵のようで、ずっと見ていても飽きない。

ゆったりと美味しい飲み物をいただきながら、何も考えずただただリラックス。
ある意味、贅沢な時間の使い方かもだけれど...
そんな時間も時には必要。

ココロにもシエスタを♪。

ここのおススメはコーヒーだけれど...
私はいつもミルクセーキ
その味わいもどことなく懐かしい感じ


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「第19回 あ〜てぃすとマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」に出展します(詳しくはコチラ
2013年7月26日(金)〜28日(日)
11:00〜18:30
横浜赤レンガ倉庫1号館・2階
ブースナンバー 2
入場無料です


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by photographerasuha | 2013-06-23 22:36 | Trackback | Comments(0)

美しきアートの町、倉敷

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里帰りしたとき、尾道と同じく、よく訪れる町『倉敷』。

子供の頃、親戚が住んでいたこともあって親しみ深い。
もっとも、駅周辺は当時とは変わってしまった。
駅のすぐ裏にあったクラボウの工場はチボリ公園へと姿を変え、それも数年で閉鎖されて、今は大きなアウトレットモール。

倉敷駅からぶらぶら歩いて15分ほど。
懐かしい感じのするアーケード街を抜けると...
古めかしい佇まいの町が目の前に現れる。

この辺りは、美観地区と呼ばれる観光エリア。
なまこ壁を持つ伝統的な家屋や蔵もあれば、レトロな洋式建造物もある。
和洋折衷でタイムスリップしてしまったような、ちょっと面白い町。

中心を流れる倉敷川沿いには、まるで江戸時代のような町並みが続いている。
その中ほどに、ひときわ異彩を放つ立派な建物がある。
大原美術館だ。

エル・グレコの "受胎告知"
クロード・モネの "睡蓮"
ポール・ゴーギャンの "かぐわしき大地" ...

ピカソにルノワール、ユトリロにモロー、それにロダンも...。
その美術品のコレクションが一級品なのはよく知られるところ。
だけど、1930年(昭和5年)生まれの「ハコ」である建物も素晴らしい。

太いエンタシスの柱が支える、古代ギリシャ様式の建築作品。
その姿は、アテネ・アクロポリスの丘に鎮座する、パルテノン神殿を彷彿とさせる。
それでも不思議なことに、この純和風の町並みにも、違和感無くすっかり馴染んでいる。  

この界隈には、他にもさまざまなミュージアムが点在する。
また、大原美術館前には絵描きさんが店を広げ、名産の備前焼やデニムをはじめとする民芸工芸品の店も数多く並ぶ。
さすがにパリのようにはいかないけれど、なかなかのアーティスティックな町。

梅雨真っただ中だけど、雨が似合う町並みでもある。
あえて雨降りの中、歩いてみるのもいいかも。
白鳥がゆったりと泳ぐ倉敷川に雨粒が描く波紋を眺めるのも悪くない。

倉敷川畔の古い町並み
川に沿って吹いてくる優しい風が栴檀の葉を揺らす
天気のよい日は木陰でシエスタを楽しむのも心地よい


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by photographerasuha | 2013-06-17 23:50 | Trackback | Comments(0)

ドビンに誘われて...

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かつてドビンがよく寄り道をしていた甘味茶屋に寄ってみた。

尾道の町は、ヨーロッパの町によく見られる「新市街と旧市街」を彷彿とさせるものがある。
観光客に人気の千光寺山界隈はいわば旧市街で、数多くの寺院と迷路のような古い町並みが続く。
まるで過去へとタイムスリップしたかのように、セピア色の景観がそこかしこに散らばっている。

尾道駅から商店街を抜け、平行して走る国道と山陽本線の線路を渡ると、そこからはもう別世界。
たちまちノスタルジックな雰囲気が満ちあふれ、流れる空気はやわらかくゆったりとしている。
地中海の町とは色も形も違うけれど、ここは紛れもないシエスタの町だ。

お目当ての茶屋は、踏切から千光寺へと続く石段を少し上ったところにある。
お店は昔ながらの民家をそのまま流用したモノ。
この辺りは、このように古民家を再利用したお店が多い。

玄関で靴を脱ぎ、ひんやりとした板張りの廊下を歩く。
色とりどりの花が咲く庭を望む席に通された。
もちろん畳敷きの和室で、その柱や梁の深い飴色が年月を語っている。

開け放たれた窓からは、そよそよと心地よい風。
その風が時おり下を走る電車の音を拾ってくるくらいで、蚊の飛ぶ音が聞こえるくらいの静けさ。
蚊取り線香の白い煙を、悪戯好きなそよ風が曲げてゆく。

名物の『はっさく大福』をいただく。
同じ尾道市・因島(いんのしま)産の八朔が、餡の中にひと房まるごと入っている。
何となく風変わりに思えるけれど、八朔独特の酸味と香り、餡のやさしい甘さとのコラボレーションは絶妙!。

美味しいお菓子とお茶をいただいて、ココロもカラダもすっかりリラックス。
こんな風通しの良い静かな畳の部屋にいたら、ついついシエスタしたくなってしまう。
他にお客さんはいなかったから、寝転んでしまおうかと思ったケド...。

帰り際、ふとレジ横の壁に何か貼ってあるのが眼に触れた。
犬の...写真が...たくさん...
在りし日のドビンだ。

懐かしくて、つい見入ってしまった。
何気なく茶屋に寄ってみたけれど...
もしかしたら、ドビンが案内してくれたのかも...?。

写真の中には、観光客を先導して歩く「ガイド犬・ドビン」の姿があった。

はっさく大福とお抹茶のセット
コーヒーもよく合う
入梅から秋までは八朔の収穫が無いので大福もお預け


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「第1回 フォトフェス in Tokyo」に出展します(詳しくはコチラ
2013年6月8日(土)
10:00〜16:30
東京都・大田区産業プラザPiO
1F・大展示ホール
ブースナンバー・E1


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by photographerasuha | 2013-06-06 22:01 | Trackback | Comments(0)
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帰郷ついでに、久しぶりに尾道の町を歩いてみた。

前回訪れたのは、父の葬儀の直後。
何か用があったわけではなく、気がついたら瀬戸内海が見える坂道を歩いていた。
この静かな古き良きシエスタの町に、癒しを求めたのかもしれない。

あれから、もう3年半近くが経ってしまった。
そんなに月日が流れていたとは、ただ驚くばかりだけど...
時の流れは本当に早い。

ただ、尾道の町の小路を歩いていると、そんなことは微塵も感じられない。
『時の流れ』がすっかり止まってしまったかのようなノスタルジックな町並み。
私が子供の頃からほとんど変わることの無い佇まいが、今もまだそこにある。

ただひとつ、変わったコトといえば...
ドビンがいなくなってしまったことだろうか。
(ドビンについては→コチラ←を)

写真を撮っている間、甘味茶屋の店先の金魚鉢の水で喉を潤していたり...
長い石段を上り疲れて木陰に腰を下ろすと、すぐ横に寝転がったり...
私が尾道を歩くときにはいつもドビンが傍にいて、微笑ましい姿を見せてくれた。

そのドビンもまた3年前の夏、虹の橋を渡っていってしまった。
かつて一緒に歩いた細道を辿ってみたけれど、町の様子は何も変わっていなかった。
私の前を先導して歩くドビンの姿が見えたような気さえした。

それでも...
やっぱり時は流れている。
瀬戸内の潮の流れのように。

千光寺へと続く長い石段の坂道
その途中から望む尾道の町並み
ドビンと肩を並べてこの景色を眺めるのは至福の時だった


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「第1回 フォトフェス in Tokyo」に出展します(詳しくはコチラ
2013年6月8日(土)
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by photographerasuha | 2013-06-02 22:33 | Trackback | Comments(0)

会いたかったマドンナ

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四国・松山まで足を延ばしたのは、もうひとつ理由がある。
ずっと前から会いたいと思っていた、ある女性に会うためだ。

道後温泉からクルマで南へ30分弱。
緑に囲まれたところに、そのマドンナは住んでいる。

背が高くて、まるで雪のように色白。
黒いつぶらな瞳に、スッと鼻筋の通った美女。
彼女の名前は...

ピース

もうおわかりだろう。
そう、あのしろくまピースだ。
(ご存じない方はコチラを

ピースは "とべ動物園" の一番の人気者。
小さい時はモチロンのこと、大人になった今でもその可愛らしさは変わらない。
周りにはいつもお客さんがいっぱいで、ピースも穏やかな表情で応えてくれる。

ピースは生後まもなく母親が育児放棄をしたため、飼育員の高市さんが付きっきりで育て上げ、人工哺育の記録を塗り替えた。
癲癇(てんかん)の持病があるけれど、サポートを受けながら元気に暮らしている。

私が訪れたとき、待てど暮らせど部屋にこもったまま姿を見せないので、諦めて帰ろうとしたのだけれど...
隣のアシカたちが
「ちょっと待って、もう一度様子を見ておいでよ」
というので、引き返してみることにした。

すると...、なんとピースがゆっくりと立ち上がってコチラに歩いてきてくれた。
すぐそばで見るピースは、とても優しい顔をしていた。
大人になったけれど、その瞳は子供の頃のピースそのものだった。

そんなピースも、12月2日には満13歳の誕生日を迎える。
同日には毎年恒例のお誕生日会も開催される。
今年も多くのファンに祝ってもらうことだろう。

すっかり寒くなってきたけれど、ピースはへっちゃら!。
そんなピースに会いたくなったら...
是非 "とべ動物園" へ!。

愛媛県立とべ動物園
http://www.tobezoo.com
愛媛県伊予郡砥部町上原町240


温かい温泉で癒され...
可愛いピースで癒され...
ココロはすっかりほっこりと


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by photographerasuha | 2012-11-23 00:03 | Trackback | Comments(0)

癒しを求めて

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取材旅行の疲れもなんとか癒えて、やっと体調が戻ってきた。
さらなる癒しを求めて、四国・松山は道後温泉へ。

故郷の福山へ帰省したついでに、ちょっと足を延ばしてみた。
"しまなみ海道" が全線開通したおかげで、福山から松山へはクルマで2時間半ほど。
良いのか悪いのか、随分と近くなってしまった。

道後温泉は、松山市の中心部に程近い場所にある。
以前より宿の数は減ってしまったらしいけれど、それでも温泉街ならではの独特の雰囲気は健在で、町歩きが楽しい。
その温泉街の中心に佇むのは、ご存知 "道後温泉本館" 。

英語教師として松山に赴任してきた文豪・夏目漱石も、ここでの入浴を楽しみ、日々の疲れを癒した。
その松山での体験をもとに書き上げた小説が、名作 "坊っちゃん" となる。
そして作品中にも、この道後温泉は「住田の温泉」という名で登場している。

泉質はアルカリ性単純泉。
わずかにヌルヌルとした感触で、肌はスベスベに。
温度はやや低めなので、長風呂するにはちょうどいい。

美味しいお料理やお菓子をいただいて、ゆったりと温泉を満喫。
おかげで、ギリシャの旅でせっかく減った体重も、あっという間に元に戻ってしまった。

これからの季節、温泉は最高の癒しの場所。
行ってきたばかりなのに、また入りたくなってしまった。

うーん...、箱根の日帰り温泉にでも行ってこようかな?。

他に入浴客が誰もいなかったので
"坊っちゃん" よろしく泳いでしまった
広いお風呂に入ると、つい......


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by photographerasuha | 2012-11-17 17:30 | Trackback | Comments(2)