シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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タグ:ギリシャ ( 96 ) タグの人気記事

◯◯◯食べちゃった!

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「この島の◯◯◯はスペシャルよっ☆」

丘の上の小さなカフェ。
ランチに新鮮な島の野菜と大きなフェタチーズが乗ったグリークサラダをいただいている時のこと。
ウエイトレスが、こう切り出してきた。

「す〜っごくクリーミーでとろけちゃうわよ。他の島のとは全然違うんだからっ。是非、試してみてね♪」
その自信は、彼女のキラキラした目の輝きからも簡単にわかる。
きっと、相当美味しいに違いない。

それならば、早速今日の夕食にいただかなくては。
というのも、翌朝は夜が明けないうちに、次の島へ行くフェリーに乗らなくてはならない。
今夜がラストチャンスなのだ。

夕食を美味しくいただくために、お腹をすかせておかないと...。
そう思って、いつも以上にてくてくと長い距離を歩いた。
まあ、わざわざそんなコトをしなくったって、黙っていてもお腹はすくのだけれど。

お陽さまがエーゲ海の水平線の向こうに隠れたら、待ちに待ったディナータイム。
空はまだ少し明るいけれど、もう21時近く。
お腹はペコペコで、今にも背中とくっつきそう。

目をつけておいた、静かな海辺のタベルナへ。
目と鼻の先に小さな漁港があるので、魚介類の新鮮さは間違いない。
先客のテーブルをちらりと見ると、立派なロブスターがその存在感をアピールしている。

店先の黒板に書かれたおススメは、カラマリのフリットにムール貝の赤ワイン煮に...。
でも、私のオーダーはもう決まっている。
お目当てはただひとつ、お昼にカフェで勧められた◯◯◯だ。

少しばかり、勿体ない気もする。
手を伸ばせば指先が浸かりそうな海辺のタベルナ。
なのに、 "シーフードを食べない" なんて...。

島の空気のように穏やかな物腰のウエイトレスにそれを伝えると、
「すっごく美味しいわよ♪。少しお待ちくださいね☆」
そう言ってニコリと微笑んだ。

そんな彼女の振る舞いとは対照的に、私はまるでこれから絶叫マシーンに乗るかのごとく不安極まりない。
なにしろ...
私はにとっては、これが "初・体・験" だから。

料理が出てくるのを待っているうちに、期待よりも不安の方がはるかに大きくなってきた。
茜色に染まった夕暮れの海を眺めながら気を紛らわせていたけれど、気分はどんどんブルーへと。
そして...

「ハイ、お待ちどうさま☆」
テーブルの上に置かれたのは...
お肉の煮物だ。

小さく切って、恐る恐る口に運んでみる。
...ああ、裏切られた!。
ただし、良い意味で。

嫌な臭いは全く無い。
変なクセがあるんじゃないかと勝手に思い込んでいたけれど、それは杞憂だった。
不安が解消されると、あとはもうただ素直に美味しさを楽しめる。

クリーミーだと聞いていたとおり、とても軟らかい。
ほろほろと繊維が解れて、噛む毎に旨味を感じる。
余計な脂も少なくて、本当に美味しい...

島ヤギのレモンソース煮♪

ただ...
彼等を昼間に道端でよく見かけたので...
食事中に何度も脳裏にその顔や姿が浮かんできてしまった。

ヤギさん、ごめんなさいっ!。

旅先ではその土地のモノをいただく
コレは少し勇気が必要だったけど...
チャレンジして良かった♪


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by photographerasuha | 2015-10-17 23:33 | Trackback | Comments(2)

シャギリのギーヤー

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ギリシャの島でよく出逢う動物...

といえば、なんと言っても『ヤギ』だろう。
そのほとんどは飼育されているもので、島のあちこちに放牧されている。
そして、そこから逃げ出して野生化したものも少なくない。

普段は険しい岩場の斜面で草を食んでいたり、日光浴を楽しんでいたりするのだけれど...
たまに群れて道路へと出てきては、自由気ままに歩き回ってしまう。
最初に見たときは驚いたけれど、島ではごくあたりまえの光景だ。

ヤギはとても臆病な動物で、忍び足でそ〜っと近づこうとしても、すぐに気配を察して逃げてしまう。
ところが、これがクルマだと傍を通ってもさっぱり警戒しないから不思議だ。
島の美しい景色に見とれてわき見運転なんてしていると、うっかり轢きかねないから要注意!。

なぜ島ではたくさんのヤギが飼われているかということだけど、ひとことで言えば「過酷な環境に強い」から。
地中海式気候区に属するエーゲ海の島々はとても乾燥していて、また夏の暑さは相当なもの。
牛などはこうした環境には耐えられないし、そもそもその餌となる牧草が枯れてしまう。

ヤギたちは粗食だけれど、ギリシャ人の食卓にいろんな食材を供給してくれている。
まずは、そのミルク。
国は違うけれど、アルプスの少女ハイジよろしく、そのまま飲用される。

ミルクの一部は、チーズへと加工される。
ギリシャ名産、フェタチーズだ。
日本ではほとんど馴染みが無いけれど、ギリシャ料理には欠かせない食材だ。

そして、これまた馴染みが無いのだけれど...
その肉。
魚介類以外では、島で自給できる貴重で良質なタンパク源だ。

それはさておき...

海が見渡せる島の丘に登れば、どこからともなく
「カランカラン...♪」
という軽やかな音が、潮風に乗って聞こえてくる。

ヤギたちが首に着けているベルの音だ。
草の上に寝転んで、エーゲ海の青い空と碧い海を眺めながら、その優しい音色を聴いていると...
いつの間にか、夢の中へと誘われてしまっている。

そんな素朴な子守唄を聴きながらシエスタを楽しむのが、私にとって至福の時間だ。

道路を大群に占拠されるとしばらくは動けない
そうそう、草の上でシエスタするときは気をつけて
ヤギの「落としもの」がた〜くさんだから...


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by photographerasuha | 2015-10-06 23:41 | Trackback | Comments(0)

続・鄙びた村

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そろそろ引き揚げようと、村の入り口のタベルナまで戻ってきたときだった。
50代半ばくらいだろうか、一人の男性とばったり出逢った。
さっぱり人気が無かったのに、まるで湧いて出てきたかのようだ。

島で一番大きな町でさえ東洋人はいないのに、こんな人里離れた村ならなおさら珍しいだろう。
彼は驚いたような、不思議そうな顔をしつつも、話しかけてきた。
「コーヒーでも飲んでいかないか?。俺はコーラを飲むから...」

えーっと...、そのコーラ代を払うのはあなた?、もしかして私に奢れとでも?。
なんとなく胡散臭く感じてしまったので、丁重にお断りしてクルマに戻ることに。
...けれども、このまま村をあとにすると、なんだかとても後悔しそうな...、そんな予感がした。

それに、よく歩いたので喉がカラカラだ。
ペットボトルの水はとっくに飲み干してしまったし。
気がつけば、足は村へと引き返していた。

「やっぱり、飲んでいくことにしたよ♪」
タベルナの椅子に座っていた彼は、待ってましたとばかりにニコリと笑った。
「そうか、それじゃ店の人を呼んでくるからな。そこに座って待ってろ」

木漏れ日の下で小鳥のさえずりを聞きながらのんびりしていると、お店の人らしき娘さんが注文したフラッペ(=ギリシャ式アイスコーヒー)を持ってきてくれた。
少しばかりねじれたグラスに注がれたフラッペと...、もうひとつ何かが乗ったお皿をテーブルに置くと、優しく微笑ながら穏やかな口調でこう言った。
「この村には観光客なんて滅多に来ないから...。どうぞ召し上がってくださいね♪」

お皿の上には美味しそうなケーキ。
もちろん自家製だ。
疲れた身体に、一層その甘さがしみ渡る。

本当に美味しいモノは、ひとくちごとに幸せを感じる。
ニンマリとしながら、ふと顔を上げると...
いつの間にか、周りには何人かの村人たちが。

私がケーキを美味しくいただいている姿が可笑しかったのだろう。
みんなニコニコしながら、こちらを眺めている。
そんな村人たちの様子もまたどこか可笑しく、ほっこりとした気持ちにさせてくれた。

ケーキの差し入れももちろん嬉しかったけれど...
飾らない笑顔で迎えてくれる素朴な温かさが、私は大好きだ。
そんなギリシャ流の「お・も・て・な・し」、フィロクセニア。

鄙びたシエスタの村には、それが色濃く残っている。

たった2ユーロのフラッペに
美味しいケーキと温かい笑顔が付いてくる
みんな本当に穏やかだ


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by photographerasuha | 2015-09-26 23:56 | Trackback | Comments(0)

鄙びた村

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私は田舎の小さな町や村が好きだ。

それもガイドブックはもちろん、地図にさえ載っていないような集落だとなおさらだ。
そんなところには公共の交通機関はまず無いからアクセスは不便だけれど...
だからこその魅力を秘めている。

ある日、山間の道をあてもなくクルマを走らせていると、谷間の陰に一瞬民家らしきものが見えた。
ギリシャの島の集落は見晴らしのいい山肌の斜面だったり小高い丘の上に造られるのが普通で、谷底にあるのは珍しい。
ただそれだけで、もうウズウズしてしまった。

普段なら見過ごしてしまうような脇道へハンドルを切る。
舗装されていない砂利混じりのラフな道を、ガタゴトと下ってゆく。
村の入り口に着いた時には、フロントガラスもダッシュボードも埃で真っ白になってしまった。

時は昼下がり。
ちょうどシエスタの時間とあって、人の気配は無く静まりかえっている。
聞こえてくるのは、「メェー」とか「コケコッコー」という鳴き声だけだ。

村の入り口に、一軒のタベルナ&カフェがあった。
とても鄙びた村だけど、ちゃんとそれがあるのがいかにもギリシャの島らしい。
ただ、彩り豊かな花々で飾られた素敵なオープンテラスに人の姿は見当たらなかった。

村の中を歩いてみる。
躓きそうな粗い石畳の道を挟んで、伝統的なエーゲ海様式の家が並んでいる。
そのどれもが古びてはいるけれど、それがまた時の流れを醸し出している。

それにしても静かだ。
ざっと40から50軒くらいの家があるけれど、ひとっこ一人、ネコ一匹さえ出くわさない。
多くの軒先にはゼラニウムの咲く鉢植えがあるから、空き家というわけではなさそうなのに。

1時間ほどだろうか、集落の隅から隅まで歩いてみた。
昔ながらの素朴な生活の匂いがそこかしこに残る素晴らしい村だ。
けれど出逢えたのは、新鮮なミルクと卵を供給してくれるであろうヤギとニワトリだけだった。

そろそろ引き揚げようと、村の入り口のタベルナまで戻ってきた、そのとき...

⇒⇒⇒続く⇒⇒⇒

フラッペとケーキでひと休み
地中海のお陽さまの下でいただくと
その美味しさも格別♪


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「世田谷アートフリマ vol.24」に出展します(詳しくはコチラ
2015年9月19日(土)
11:00〜17:00
世田谷文化生活情報センター
キャロットタワー 4階
ブースナンバー15
(東急田園都市線/世田谷線・三軒茶屋駅隣接)
入場無料


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by photographerasuha | 2015-09-15 23:59 | Trackback | Comments(0)
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暑い、暑い!。

口を開けば、そんな言葉しか出て来ない。
まったく今年の夏はどうかしてる。
というか、年々酷くなってきているような気が...。

ブログの更新がすっかり滞ってしまった。
気がつけば、ひと月以上の放置。
いつも覗きに来ていただいている皆さんには申し訳ない。

決してあまりの暑さにダレてしまった訳ではなく...
今、とあるコトに注力していて、どうも筆が鈍ってしまった。
まぁ、もともとマメに更新するブログではないけれど...。

で、「一体何をやってるんだ?」というコトだけれど...
どうか、もうしばらく静観いただきたい。
準備が全て整ったら、その時にお伝えしたいと思う。

さて、8月も残りあと一週間。
相変わらず暑いけれど、朝夕の空気は少しだけ秋の匂いがしてきたように感じる。
今は夜の10時半、窓の外は涼しくて爽やかな風が吹いている。

ほっとする日もあるけれど...
夏の疲れが出やすい季節。
油断大敵!。

皆さん、お身体に気をつけて。

エーゲ海に浮かぶ島の港にて
日陰でのんびりとシエスタ中
暑いときはたっぷりと休息を


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「飛び猫写真展」に出展中です(詳しくはコチラ
2015年7月25日(土)〜8月30日(日)
11:00〜19:00
Takapla(タカプラ)
鹿児島市千日町1-12
Takapla 6F
当日入場券 650円


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by photographerasuha | 2015-08-23 23:03 | Trackback | Comments(0)

怠け者だって?

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「ギリシャ人は怠け者だから、こんなことになるんだよ...」

ここ数週間、ギリシャ情勢についてテレビで見ない日は無くなってしまった。
一国の経済が破綻するかどうかの瀬戸際なのだから、注目されるのは当たり前と言えば当たり前だ。
そして、雑誌やネットの記事・コメントなどには、そんな言葉がお決まりのように添えられている。

おかげですっかり『ギリシャ人=怠け者』という図式が刷り込まれてしまっている。
が、果たして本当にそうだろうか?。
私が現地で見てきた姿は、決してそんな様子ではないのだけれど...。

夏のバカンス・シーズンを迎えた今は、ギリシャにとって一番の稼ぎ時だ。
この時期の地中海には、パワフルなお陽さまと青い海を求めて、世界中から観光客が押し寄せる。
中でもギリシャはフランスやイタリアなどよりも物価が安く、ビーチリゾートが豊富なことから、とても人気が高い。

観光客が多くなれば、当然仕事も増える。
港近くの旅行会社は、船のチケットの販売や日帰りツアーの手配などで大忙し。
早朝であろうが深夜であろうが、船が動いている限りは開いている。

カフェやタベルナは、朝食の時間から日付が変わる深夜までぶっ通し。
土産物屋や一部のショップは、観光客が見当たらなくなる時間まで。
島の小さなスーパーなんて、主人が一人でまさにセブン−イレブンでやっている。

お昼過ぎから夕方までシエスタをとるお店もあるけれど、その分夜遅くまで営業するから実働時間はかなり長い。
また、この時期は休日を取らないことも珍しくはない。
というのも、冬のオフ・シーズンには観光客がめっきり減ってしまうから、その分夏の間に一気に稼いでおかなくてはならないという事情がある。

定職があれば、まだいい。
大量雇用できるような産業に乏しいギリシャは失業率がとても高く、働きたくても働き口が無いというのが実情だ。
大学を優秀な成績で卒業しても、いくつかの外国語を話せても、それでも仕事を見つけるのはなかなか難しい。

彼等をひとまとめに怠け者と括ってしまうのは、ちょっと短絡的すぎる。
少なくとも、ここ数年の経済危機を作り出したのは国政のはず。
そして確かなのは、政治家の誤った舵取りのせいで、損をするのはいつも一般の国民だということ。

テレビで流れる映像を観ていると...
険しく曇った表情のメルケル独首相やオランド仏大統領に対して、チプラス希首相は威風堂々、余裕綽々で晴れやかな笑顔さえも。
そりゃ、確かに主役は貴男なのだけど...ね。

遠い外国での出来事のように片付けられている感もあるこの問題。
「明日は我が身」かもしれない。
そんなことにならないように、しっかりと舵取りをしていただきたいものだ。

ギリシャ経済を天気で表現するとこんな感じだろうか
ギリシャほど曇りや雨が似合わない国は無い
早くスッキリと晴れ渡った姿を見せて欲しい


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「ねこ専 in 浅草」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月18日(土)・19日(日)
11:00〜17:00
東京都立産業貿易センター台東館
東京都台東区花川戸2-6-5 5F
ブースナンバー 48&49
入場無料


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by photographerasuha | 2015-07-14 23:57 | Trackback | Comments(0)

ギリギリ?、ギリシャ

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「オーライだよ。でも、来週はどうだかわからないけどネ♪」

「最近どう?、順調?」
と、ギリシャの友人たちに問いかけて返ってきた答えだ。
皮肉たっぷりで、つい笑ってしまった。

ジュエリーショップの経営者、ブティックの店員、フォトグラファー、タベルナのウエイター、ヴィラのオーナー...。
業種・職種は様々だけれど、答えは皆一緒だった。
ただ「来週」の部分が「明日」とか「3日後」とかに置き換わるだけだ。

それでも、友人たちの表情は明るかった。
もっとも、彼らはいつだってそうなのだけれど、今回は一段とそう見えた。
その理由は、島へ向かう船に乗ったときから感じていた。

船内は座席を見つけるのが難しいほどの混雑ぶり。
港に着けば、まるで堤防が決壊したかのように大勢の人が流れてゆく。
いつもなら1台だけの町行きのバスは、何台も並んで待っている。

町に向かう道は、見たこともない大渋滞。
町の中心は、人の流れに身を任せるしかないくらいごった返している。
観光客が戻ってきた...、いや、前以上に増えているのが一目で理解できた。

数年前にギリシャが経済危機を迎えたとき、観光業は大打撃を受けた。
産業に絶対的な柱がないこの国にとっては、観光は数少ない頼りどころだ。
一時はリスク回避で離れていった観光客も、やっと回復したところだった。

ところが、帰国して僅か数日。
テレビに映し出された町の様子は...。
これではシエスタどころではない。

ただ、ギリシャという国、ギリギリのところでなんとかつじつまを合わせるお国柄でもある。
過去の経済危機もそうだけれど、2004年のアテネ五輪のときも然り。
会場の建設は誰もが呆れるぐらいの遅延ぶりだったけれど、ギリシャ神話の神様のご加護でもあったのか、奇跡的に間に合った。

ハラハラさせるけれど、なんとかなる。
そんな危なっかしいところも、この国ならではの不思議な魅力だったりする。
今回の危機も、なんとか乗り越えることを期待したい。

夜のアテネの街
観光大国の首都だけにお店がたくさん
カフェやタベルナは遅くまで賑わう


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「ねこ専 in 浅草」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月18日(土)・19日(日)
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by photographerasuha | 2015-07-03 01:13 | Trackback | Comments(2)
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焼けた、焼けたっ!。

いやいや、お魚でもお肉でもなく...
日・焼・け。
早くもこんがり、真っ黒になってしまった。

今回の旅はありがたいことに、連日お天気に恵まれた。
例年5月から6月にかけて訪れるときは、そのどこかで突然夏がやってくるのだけれど...
今年は先を越されたようで、着いた日にはもうすっかり夏だった。

シエスタの町の夏は、地中海のパワフルなお陽さまが降り注ぐ。
おまけに白い壁の町並みは、それをレフ板のように反射する。
そんなところを何日も歩き回るのだから、そりゃ焼けないワケがない。

パーフェクトUV◯◯なんて日焼け止めを持って行ったけれど、もうぜ~んぜん。
サングラスの跡は逆パンダだし、ソックス履いてないのに白ソックスに見えるし...。
エクストラ・ウルトラ・スーパー・スペシャルなんとか...くらいじゃないとダメかも?。

帰国してみれば、日本は梅雨の真っ只中。
この時期、これだけ焼けていれば、どうにも浮いてしまう。
おかげで成田空港の税関でも...

「どちらから?」「ギリシャです♪」
「観光ですか?」「ハイ、それと撮影です♪」
「..................................................................」

長~い沈黙と共に、ジ~ロジロと全身スキャナーにかけられ...
「どーも...」と、ひと言。
きっと、怪しく映ったのだろう。

でも、良いのか悪いのか、褪めるのも早い。
あんなに焼けたのに、もういくらか落ち着いてきた。
ただ...

シミとソバカスだけは、ちっとも消えないんだなぁ×××。

島のタベルナの焼き魚
チャコールでじっくりと焼いてくれる
香ばしい匂いに、ついお腹が大声で応えてしまう...


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「ねこ専 in 浅草」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月18日(土)・19日(日)
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by photographerasuha | 2015-06-27 17:06 | Trackback | Comments(0)

おかえり☆ただいま

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「やぁ、おかえり♪」

時間というものは、風のようにあっという間に過ぎ去ってしまう。
ギリシャを訪れるのも2年半ぶりになる。
少し間を空けてしまった。

乗り継ぎ地のイスタンブルを飛び立つと、程なくして青く広がるエーゲ海の上に出る。
たくさんの島々がまるでぷかぷかと浮かんでいるようで、なんだか可愛らしい。
そんな様子を眺めていると、今度は白っぽい乾いた大地が近づいてくる。

土が白いのは、それが石灰質であることを意味している。
ただでさえ植物が育ちにくい上にカラカラに乾燥しているから、山々に樹木の姿はほとんど無い。
その光景は、地中海に来たことを実感させる。

青と白の色彩の中を、機体はゆっくりと降下してゆく。
ちょうど海から陸地の上空に入った辺りで弧を描くと、仲良く並んだ2本の滑走路が見えてくる。
アテネ空港だ。

タラップがついてドアが開くと...、お陽さまと微かな乾いた砂の匂い。
懐かしい匂いだ。
ターミナルを歩けば、目から耳から入ってくるギリシャ語がまた懐かしい。

シエスタの町へは、ここからさらにもうひと旅。
バスに揺られ船に揺られ...、家を出てからまる一日。
身体中が凝り固まるのと引き換えに、やっと到着。

久しぶりなのに、そこでは2年半という時間の経過など微塵も感じなかった。
いつもとなにひとつ変わらない力強いお陽さま、煌めく青い海、色鮮やかなブーゲンビリア...
そして、シエスタの町の友人たちが、とびっきりの笑顔で迎えてくれた。

「みんな、ただいま♪」

地中海はどこもとても素敵だけれど...
私の「アナザースカイ」は...
やっぱりギリシャかな


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by photographerasuha | 2015-06-21 23:29 | Trackback | Comments(0)

6月の花嫁

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6月は英語でJUNE。

その語源となったのは、ローマ神話に出てくる女神ユノー(JUNO)。
ユノーは、ギリシャ神話ではヘラという名前で登場する。
(ローマ神話は、ギリシャ神話にローマ独自のアレンジを加えたものなので、若干の違いはあれど大筋はよく似ている)

全知全能の神ゼウスの実姉であり、正妻でもある女神ヘラ。
神々にはそれぞれ専門の仕事があって、ヘラの場合は結婚や出産を司ること。
つまりは、女性の守護神というわけ。

6月といえば、ジューン・ブライドに憧れる女性も多いと思う。
『6月に結婚した花嫁は幸せになれる』...というコレ、元々はヨーロッパの古くからの習慣。
その由来についても、諸説いろいろとある。

その昔、ヨーロッパでは3〜5月の間は農作業で多忙な時期ゆえに、結婚が禁じられていたとか。
おかげで、それが解禁となる6月に結婚するカップルが集中。
作業を終えて手の空いた人々も、一緒に祝福する時間を持つことができたから...、という説がひとつ。

それから、天候に起因するという説。
雨の日が少なくなって晴天に恵まれる6月が、新しい生活のスタートに最適とされたというもの。
ギリシャやイタリアなど地中海沿岸の地域では、よりその恩恵を受ける。

そして、女神ヘラ起源説。
JUNEの語源となった、結婚生活の守護神であるヘラは、6月の守護神でもある。
6月に結婚して、最高位の女神である彼女の圧倒的なパワーにあやかろうという、まさに神頼み的なものだ。

因みに、女神ヘラは、かなりの恐妻。
嫉妬深く、復習への執念は相当なもの。
なにしろ、あの大神ゼウスでさえ、どうにも頭が上がらないのだから。

メンズの諸君っ。
もし、あなたの彼女が『6月の花嫁』を望んだならば...

覚悟を決めて臨むべし!。
ヒッヒッヒッ...

イタリアのシエスタの町の結婚式
昔ながらの伝統が今も受け継がれる
小さな教会は町の人々と祝福ムードで溢れていた


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by photographerasuha | 2014-06-17 22:26 | Trackback | Comments(0)