シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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地中海が呼んでいる

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今日からゴールデン・ウイーク。
国内・海外問わず、どこかへ出かけられる方が多いだろう。

私はといえば、毎年この時期は自宅でゆっくり過ごしている。
というのも、私は人混みが大の苦手。
どこへ行っても人の多いこの時期、どうしても腰が重い。

海外は別の理由で足が向かない。
この時期は通常期とは比べ物にならないほど、航空券の値段が跳ね上がってしまう。
倍ほども高いこともあるので、まいってしまう。

この時期の日本は寒くも暑くも無く、晴れの日が多くて湿度も低い。
至って爽やかで快適な季節だ。
海の向こう、地中海辺りも、これから一番いい季節を迎える。

晩春のシエスタの町はやや天候不順で、地中海には似合わない重いグレーの空だったり、時にはかなり冷え込んだりする日も。
ところがある日を境に、一気に夏が訪れる。
まるで、スイッチを入れたかのように。

ヨーロッパ各地からのチャーター便は日毎に増え、島に活気が満ち溢れてくる。
泳ぐにはまだ水は冷たいけれど、ビーチでお陽さまと戯れる人も増えてくる。
そしてお陽さまは力強い光で、地中海特有の鮮やかなブルーの空を作り出す。

全てが生き生きとした、それでいてゆったりとした時間が流れる...

...そんなコトをイメージしていたら、すぐにでも旅に出たくなってしまった。
シエスタの町が私を呼んでいるっ。
でも...、もう少しガマン。

明日もお天気良さそう。
早く冬物の残りを洗濯しなくちゃ!。

地中海のお陽さまは力強い
そして空気はカラカラ
洗濯物もあっという間に乾いてしまう


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「デザインフェスタ vol.37」に出展します(詳しくはコチラ
2013年5月18日(土)・19日(日)
11:00〜19:00
東京ビッグサイト・西ホール
4階・ブースナンバー I-127


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by photographerasuha | 2013-04-27 23:49 | Trackback | Comments(2)

俺ら島さ行ぐだ

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♪ 民家も無ェ  街灯も無ェ
クルマも全然走って無ェ... ♪


まるで、吉幾三さんの歌のようだけれど...
シエスタの島の夜道は、だいたいこんな感じ。
とにかく、真っ暗だ。

もちろん、島の中心部やタベルナで賑わう港の周辺はそれなりに明るい。
でも、そこからほんの少し外れると、途端にこうなってしまう。
それが細い脇道でも広いメインの道でも関係ない。

まだ明るいうちは、緑々としたオリーブの木々だとか、サファイヤのような色の地中海とか、それはそれは素晴らしい光景が広がっているのだけれど...
お陽さまが眠りについてしまうと、そこは漆黒の世界へと変わってしまう。

日本の道路とは違って、路面には反射塗料の標示も無く、センターラインには反射板も無い。
覗き込むとお尻がムズムズするような崖があろうとも、転落を防ぐガードレールもほとんど無い。
フクロウのように目を大きく開けて走っていても、路肩から突然ネコが飛び出してきたり、道路のど真ん中でヤギがスヤスヤと寝ていたりするから参ってしまう。

島の交通量は、日本のソレとはとても比べ物にならないほど少ない。
なので、他のクルマとの事故よりも、自分の不注意の方がコワい。
もし、わき見運転でもしようものなら、命がいくつあっても足りない。

今月末はゴールデン・ウイーク。
海外へ旅行を計画されている方も多いハズ。
安全第一で、楽しい旅行を!。

慣れない場所、左ハンドル右側通行、マニュアル車...
旅先での運転はくれぐれも気をつけて
ゆっくり走れば、ほとんどの事故は防げマス


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「世田谷アートフリマ vol.19」に出展します(詳しくはコチラ
2013年4月20日(土)
11:00〜18:00
世田谷文化生活情報センター
キャロットタワー・4階
(東急田園都市線/世田谷線・三軒茶屋駅隣接)
入場無料です


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by photographerasuha | 2013-04-05 23:29 | Trackback | Comments(2)

続・黒い扉

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---前話の続き---

「あの~、ココで何か作ってるのですか?...」

「ああ...」
私の問いかけに、その年輩の男性はニコリと笑って答えた。

「ワインだよ」

なるほど、あの一寸醤油のようなニオイは、ブドウが発酵しているニオイだったわけだ。
「さあ、中にどうぞ、フレンド!」
男性は快く招き入れてくれた。

さほど広くは無い部屋に、醸造に必要な一連の器具が所狭しと並んでいる。
そのどれもが、古びて年季が入ったものばかりだ。
昔から村に伝わる伝統的なやり方を継承しているのだろう。

真ん中には大きな木製の樽がふたつ。
蓋を開けてくれたが、暗くてサッパリ様子がわからない。
ピントを合わせることなどできなかったけど、いくつかシャッターを切った。

「耳を近づけてごらん」

そう促されて、ゆっくりと樽の中へと耳を近づける。
シュワシュワという、心地よい音が聞こえてくる。
ブドウが発酵して、ワインへと姿を変えようとしている音だ。

不思議な音...。
まるで、何か話しかけられているようにも聞こえてしまう。
"生命" を感じる、なんとも言えない音だった。

村で獲れたブドウだけを使ったこのワイン。
そのほぼ全てが、この村の周辺だけで消費されるらしい。
島の外に出ることは無い、とてもレアな一品だ。

ところで、ワインといえば、日本ではフランス産が有名だけど...
ヨーロッパにおけるワイン発祥の地が古代ギリシャであることは、案外知られていない。

ワイン通の皆さん。
このギリシャの島の伝統的なワイン。
試してみてはいかが?。

樽の中で仕込みを待つブドウたち
赤ブドウも白ブドウも
果皮も果梗(かこう:房の軸)も一緒に


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by photographerasuha | 2013-02-09 23:34 | Trackback | Comments(2)

黒い扉

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シエスタの島、とある小さな村でクルマを降りた。

飾り気の無い鄙びたその村は、およそ観光客など無縁と思われる。
けれど、私はそんな場所こそ惹かれてしまう。
島本来の生活がそこにあるからだ。

元々見るからに静かそうな村だけど、ちょうどシエスタの時間とあって、ひっそりと静まりかえっていた。
細い路地を歩いてみるけど、聞こえてくるのは自分の足音だけ。
ひとっこひとり、ネコやイヌの姿さえ見えない。

緩やかな傾斜の続く石畳の小道を登って行くと、何処からか水が路面を流れてくる。
「洗濯か何かに使った水かな?」
その水は少し濁っていた。

それにしても、さっきから何かのニオイがする。
子供の頃、醤油工場を営んでいたトモダチの家で嗅いだニオイに似ているような...。
でも、そんな美味しそうな匂いではない。

そもそも、ココはギリシャの島。
それもこんな山間の村に醤油なんてモノは無いし...。
不思議に思いつつ歩を進めると、一軒の家が目に留まった。

扉は開いているけど、中は真っ暗。
なにしろ、外は漆喰塗りの白壁の村。
おまけに雲ひとつ無い快晴で、お陽さまが反射して眩しいので、家の中は余計に暗く見えてしまう。

ふと、足下を見ると、水がチョロチョロと流れている。
さっきの水は、どうやらココが源らしい。
それに、例のニオイも、扉の奥から漂ってきているようだ。

「ヤーサス!(こんにちは!)」
暗闇に向かって、声をかけてみる。
すると、闇の中からぼんやりと人影が近づいてきた。

立派な髭を蓄えた年輩の男性だ。
東洋人など、よほど珍しいのだろう。
怪訝そうな顔でこちらを見ている。

私が日本から来た写真家で、島々の村を訪ねて旅をしていることを伝えると、その硬かった表情も一変。
いつも村で出会う人々と同じ、人懐っこくて穏やかな目がそこにあった。
お互いの警戒感を払拭したところで、早速尋ねてみる。

「あの〜、ココで何か作ってるのですか?...」

---続く---

面白そうな扉があったらノックしてみる
(興味を惹かれるモノには、とりあえず触れてみる)
...というのは私の信条


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by photographerasuha | 2013-02-02 23:33 | Trackback | Comments(0)

オミヤゲのハナシ

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"お土産話" ではなく、 "お土産のハナシ" なので悪しからず。

私は旅先であまり買い物をしない。

別にトコトンお金を切り詰めているワケではない。
何より "旅" が好きで、旅の間はソレを目いっぱい楽しむので、それでもうお腹いっぱいだからかもしれない。
それに、旅の思い出はカメラに収めているので、それで充分だからカモ。

でも、今回の旅では珍しくそこそこ買い物を楽しんだ。
それも、食べ物ばっかり!。
あ、全部が自分用ではなく、ナカヨシさんへのお土産もあるので、念のため。

ギリシャの島々には、それぞれに名産品がある。
その殆どは、島で採れたものを、昔ながらの方法で加工したもの。

ハチミツやオリーブオイルにしたって、オートメーションの工場で大量生産するものではない。
村の人々がそれぞれの家や集落で収穫して、それを自家精製したものだ。
大量生産品よりずっと濃厚で芳醇なその味わいは、生産者の温かな愛情が伝わってくる。

昔ながらのやり方は、無駄が多くて非効率かもしれない。
だけど、効率を追い求めた大量生産品は、もっと大切なモノを犠牲にしてしまっているような気がする。

ところで、もし島で気になるモノを見つけたら、迷わずその場で買うのがマル!。
島で売っているお土産には、その島でしか売っていないものが多いからだ。

「もっと田舎の島に行くから、そっちの方が安いかも」
「帰りにアテネに寄るから、そこで買おう」
...なんて思っていると、あとで地団駄を踏むコトになってしまうので注意!。

私が今回買ってきたモノは、そんな島でしか手に入らないものばかり。
タイムのハチミツにオリーブペースト、伝統的なお菓子にスパイス、それにハンドメイドのアクセサリー。
おかげで帰りのスーツケースはパンパン!。

そして...

島からアテネへの国内線、オーバーウエイトで超過料金15ユーロ也×××。
買い過ぎにはくれぐれも気をつけて。

全てが村で作られたもの
ハチミツはタイムの花からミツバチたちが集めたもので
本当にホッペタが落ちてしまいそう


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「第18回 あ〜てぃすとマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」に出展します
2012年12月7日(金)〜9日(日)
11:00〜18:30
横浜赤レンガ倉庫1号館・2階
ブースナンバー78
入場無料です


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by photographerasuha | 2012-12-01 23:56 | Trackback | Comments(2)

影踏み遊び

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長いフライトを経て、アテネ空港に到着。
飛行機を降り、見慣れたターミナルを歩いていると、
「あー、来たな~」と実感する。

だけど、それと同じくらい
「あー、帰ってきたな~」
という、まるで田舎に帰省したかのような懐かしさも感じる。
私にとってギリシャというところは、そんな場所になってしまった。

10月は向こうの感覚では、もう半ばオフシーズン。
といっても、島にはまだまだ夏が居座っていて、日中はお陽さまがこれでもかと言わんばかりに力強く降り注ぐ。
数ある美しいビーチは大勢の観光客で賑わっていて、とてもオフシーズンなんて雰囲気ではない。

けれども、島を巡ればオリーブやブドウ、ザクロにイチジクなどが枝もたわわに実をつけている。
それは、紛れも無くここに秋が到来したという足跡だ。

10月の声を聞くと、気の早いショップやタベルナ、ホテルやヴィラはさっさと冬支度にとりかかる。
日一日とクローズする店が増え、月末にはすっかり様変わりしてしまう。
同時にヨーロッパ各地からのチャーター便も日毎に減り、あれだけ賑わったビーチも休息の時を迎える。

こうして、シエスタの町の短い秋は小走りに通り過ぎて、完全なオフシーズンとなる冬がやってくる。
わずかひと月の間に、夏から秋、秋から冬へ。
まるで "影踏み遊び" のように、季節は移り変わってゆく。

夏は多くの人が魅せられた美しいビーチ
今は波が砂を洗う音だけが響く


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by photographerasuha | 2012-11-08 20:51 | Trackback | Comments(4)