シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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怠け者だって?

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「ギリシャ人は怠け者だから、こんなことになるんだよ...」

ここ数週間、ギリシャ情勢についてテレビで見ない日は無くなってしまった。
一国の経済が破綻するかどうかの瀬戸際なのだから、注目されるのは当たり前と言えば当たり前だ。
そして、雑誌やネットの記事・コメントなどには、そんな言葉がお決まりのように添えられている。

おかげですっかり『ギリシャ人=怠け者』という図式が刷り込まれてしまっている。
が、果たして本当にそうだろうか?。
私が現地で見てきた姿は、決してそんな様子ではないのだけれど...。

夏のバカンス・シーズンを迎えた今は、ギリシャにとって一番の稼ぎ時だ。
この時期の地中海には、パワフルなお陽さまと青い海を求めて、世界中から観光客が押し寄せる。
中でもギリシャはフランスやイタリアなどよりも物価が安く、ビーチリゾートが豊富なことから、とても人気が高い。

観光客が多くなれば、当然仕事も増える。
港近くの旅行会社は、船のチケットの販売や日帰りツアーの手配などで大忙し。
早朝であろうが深夜であろうが、船が動いている限りは開いている。

カフェやタベルナは、朝食の時間から日付が変わる深夜までぶっ通し。
土産物屋や一部のショップは、観光客が見当たらなくなる時間まで。
島の小さなスーパーなんて、主人が一人でまさにセブン−イレブンでやっている。

お昼過ぎから夕方までシエスタをとるお店もあるけれど、その分夜遅くまで営業するから実働時間はかなり長い。
また、この時期は休日を取らないことも珍しくはない。
というのも、冬のオフ・シーズンには観光客がめっきり減ってしまうから、その分夏の間に一気に稼いでおかなくてはならないという事情がある。

定職があれば、まだいい。
大量雇用できるような産業に乏しいギリシャは失業率がとても高く、働きたくても働き口が無いというのが実情だ。
大学を優秀な成績で卒業しても、いくつかの外国語を話せても、それでも仕事を見つけるのはなかなか難しい。

彼等をひとまとめに怠け者と括ってしまうのは、ちょっと短絡的すぎる。
少なくとも、ここ数年の経済危機を作り出したのは国政のはず。
そして確かなのは、政治家の誤った舵取りのせいで、損をするのはいつも一般の国民だということ。

テレビで流れる映像を観ていると...
険しく曇った表情のメルケル独首相やオランド仏大統領に対して、チプラス希首相は威風堂々、余裕綽々で晴れやかな笑顔さえも。
そりゃ、確かに主役は貴男なのだけど...ね。

遠い外国での出来事のように片付けられている感もあるこの問題。
「明日は我が身」かもしれない。
そんなことにならないように、しっかりと舵取りをしていただきたいものだ。

ギリシャ経済を天気で表現するとこんな感じだろうか
ギリシャほど曇りや雨が似合わない国は無い
早くスッキリと晴れ渡った姿を見せて欲しい


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

「ねこ専 in 浅草」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月18日(土)・19日(日)
11:00〜17:00
東京都立産業貿易センター台東館
東京都台東区花川戸2-6-5 5F
ブースナンバー 48&49
入場無料


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by photographerasuha | 2015-07-14 23:57 | Trackback | Comments(0)

ギリギリ?、ギリシャ

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「オーライだよ。でも、来週はどうだかわからないけどネ♪」

「最近どう?、順調?」
と、ギリシャの友人たちに問いかけて返ってきた答えだ。
皮肉たっぷりで、つい笑ってしまった。

ジュエリーショップの経営者、ブティックの店員、フォトグラファー、タベルナのウエイター、ヴィラのオーナー...。
業種・職種は様々だけれど、答えは皆一緒だった。
ただ「来週」の部分が「明日」とか「3日後」とかに置き換わるだけだ。

それでも、友人たちの表情は明るかった。
もっとも、彼らはいつだってそうなのだけれど、今回は一段とそう見えた。
その理由は、島へ向かう船に乗ったときから感じていた。

船内は座席を見つけるのが難しいほどの混雑ぶり。
港に着けば、まるで堤防が決壊したかのように大勢の人が流れてゆく。
いつもなら1台だけの町行きのバスは、何台も並んで待っている。

町に向かう道は、見たこともない大渋滞。
町の中心は、人の流れに身を任せるしかないくらいごった返している。
観光客が戻ってきた...、いや、前以上に増えているのが一目で理解できた。

数年前にギリシャが経済危機を迎えたとき、観光業は大打撃を受けた。
産業に絶対的な柱がないこの国にとっては、観光は数少ない頼りどころだ。
一時はリスク回避で離れていった観光客も、やっと回復したところだった。

ところが、帰国して僅か数日。
テレビに映し出された町の様子は...。
これではシエスタどころではない。

ただ、ギリシャという国、ギリギリのところでなんとかつじつまを合わせるお国柄でもある。
過去の経済危機もそうだけれど、2004年のアテネ五輪のときも然り。
会場の建設は誰もが呆れるぐらいの遅延ぶりだったけれど、ギリシャ神話の神様のご加護でもあったのか、奇跡的に間に合った。

ハラハラさせるけれど、なんとかなる。
そんな危なっかしいところも、この国ならではの不思議な魅力だったりする。
今回の危機も、なんとか乗り越えることを期待したい。

夜のアテネの街
観光大国の首都だけにお店がたくさん
カフェやタベルナは遅くまで賑わう


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「ねこ専 in 浅草」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月18日(土)・19日(日)
11:00〜17:00
東京都立産業貿易センター台東館
東京都台東区花川戸2-6-5 5F
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入場無料


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by photographerasuha | 2015-07-03 01:13 | Trackback | Comments(2)