シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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スリ

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前回のポストでは、旅先で出遭う犯罪に触れたけれど...

実は私自身、この南スペインの旅の間にいくつか遭遇することになってしまった。
ただ、実際に被害は無く、いずれも未遂に終わった。
それなりに用心していたからか、それともただ運がよかっただけなのかはわからないケド...。

ある日、バスの切符を買うために、ターミナルの窓口へ。
ふたつある窓口には、それぞれに3人ほど並んでいて、私もその後に続いた。
程なくして、自分の順番がやってきた。

係員に行き先を伝えると、「2ユーロよ♪」と返ってきた。
バッグから財布を取り出して小銭を探していると...
横からひとりのおばさんが割り込んできた。

日本でコレをやられると腹が立つのだけれど、向こうだとそれほどでもないから不思議だ。
まあ、時々あるコトだし。
なにやら係員と話しているので、その間にお金を用意しよう...

「ん???」

おかしい...。
何がおかしいって...
パンツの...ポケットに...

「誰かの手が入ってきてる!?」

ひょっとして、痴漢?。
いやいや、そうじゃない。
明らかに何かを探している。

「スリだっ!!!」

ポケットの中の手を巻き込むように、大きく身体を捻ってみる。
すると同時に、ある人物がよろけた。
そう、割り込んできたおばさんだ。

手元が見えないように、バッグと雑誌で巧みに隠している。
常習犯かもしれないが、なにしろヘタクソだ。
さすがにバレたと悟ったようで、そそくさと人混みの中に消えていってしまった。

幸い、盗られたものは無し。
ポケットには何も入っていなかった。
というよりも、普段から入れないようにしているからこそ。

それはかつての体験が教訓になっているのだけれど...

ー続くー

大きな町は犯罪も多くなる
そのターゲットとして日本人は人気が高い
人混みの中では、普段より少しだけ慎重に!


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by photographerasuha | 2015-02-25 23:14 | Trackback | Comments(6)

海外は危ない?

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旅にアクシデントはつきものだ。

もちろん、そんなモノは無い方がよいに決まっている。
ただ、前回のポストのような「もらい事故」的なものは避けようが無い。
それは仕方が無いこととして、中にはリスクを下げることができるものもある。

「海外に行ってるみたいだけど、危なくないの?」
「向こうって、治安よくないんでしょ?」
...なんてコトをよく訊かれるけれど、果たして「危ない」のだろうか。

確かに世界には『本当に危ないところ』も存在する。
けれど、普通はそんなところには行かないだろう。
一般的な旅行なら、その目的地の大半はガイドブックに載っている場所のはず。

フツーの旅行者が旅先で出遭うアクシデントといえば、そのほとんどは軽犯罪。
中でも、窃盗系の被害だろう。
例えば、置き引き・スリ・引ったくりといったやつだ。

確かに日本の犯罪発生率は海外のソレよりも少ないかもしれないけれど、それはあくまで数値としての話。
被害にあってしまえば、確率なんて何の意味も無い。
海外でも日本でも悪いヤツは必ずいるし、何処であれその獲物になってしまう可能性はある。

で、その悪いヤツらが多く集まるのが、旅行者に人気の観光地や大きな街だったりするから始末が悪い。
季節やイベントで旅行者がその目的地を移動すれば、彼らもまた追いかけるように移動する。
人が多いところは、犯罪もやり易いのだ。

だからといって、旅先でずっと身構えてばかりいては、旅を楽しむことができない。
いや、気疲れするほど神経質になる必要は無い。
最低限のことにさえ気をつけていれば、グッと被害に遭う危険を減らすことができる。

難しいことではない。
「バッグは身体の前側に」「ポケットに貴重品を入れない」「一目のあるところで財布を出さない」「人気の無い路地裏は避ける」...
などなど、常識的なことばかりだ。

ただ...、旅先では案外コレができない。
開放的な気分になって、無意識についつい油断してしまっているもの。
特に旅の後半は、旅の疲れが溜まっていたり、帰国を控えた安堵感もあったりで、一層注意力が落ちているので要注意。

不必要なアクシデントに巻き込まれては、せっかくの楽しい旅行が台無しだ。
後で悔やむよりも、ちょっとした心掛けで未然に防ぎたい。
旅の一番の目的、それは...

『無事に帰国・帰宅すること』

なにより、これに尽きる。

大都市は気の抜けないところもあるけれど...
小さなシエスタの町はいつものんびり
昼間からタパスをつまみながらワインで乾杯♪


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by photographerasuha | 2015-02-19 23:11 | Trackback | Comments(0)

事故

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『パーン!、パーン!、パパーーーーーン!!』

コルドバからグラナダへと向かうバスに乗っているときだった。
適度な揺れが心地良く、ちょうどシエスタ時だったこともあって、ゆったりと夢の中を泳いでいたのだけれど...
けたたましいクラクションの音で、いきなり現実の世界へと連れ戻された。

『キキーッ!、キキキーーーーーーーッ!!』

瞼が開いたかどうかさえわからないうちに、今度は急ブレーキ。
自分の意志とは関係なく、前の座席にカラダが押し付けられてしまう。
「これは、ただ事じゃないな」と思ったその瞬間......



それは今まで経験したことの無い衝撃だった。
例えようの無い異質な感覚。
聞いたことの無い鈍い音。

乗客はお互いに顔を見合わせて、前方の様子をうかがった。
フロントガラスの向こうには、広大なオリーブ畑に挟まれた真っ直ぐな一本の道が延びている。
ただそれだけだった。

バスは止まること無く、人が歩くほどでゆっくりと動いている。
高架ではないけれど、一応ここは高速道路。
完全に停車してしまっては、かえって危ないからだろうか。

ゴトンゴトン...と、何かを踏み越えたようだった。
乗客が一斉に後ろの窓に視線を向ける。
ゆっくりと "何か" が遠ざかって行くのが見えた。

それが何かはわからない。
ただ、大きなものがひとつ...
物体と化したものが、道路の上に転がっていた。

幸い、怪我人は出なかった。
ドライバーは何事も無かったようにバスを走らせ、乗客は各々音楽を聴いたり眠ったりと、それまでの続きの時間へ。
私も夢の中へ戻りたかったけれど、どうにも飛び込むことができなかった。

かといって、特にすることはなく、ただぼ~っと車窓から果てしなく広がるオリーブ畑を眺めるしかない。
代わり映えしない風景が延々と続く中、一本の標識が流れて行った。
その黄色い標識には動物のシルエットが描かれていて、短い言葉が添えられていた。

『牛出没、注意』

予定どおりの時刻にグラナダのターミナルに到着。
バスを降りると、誰もがそうしたようにフロントを覗き込んだ。
コルドバで乗車した時とは変わり果てた姿のバンパーやライトがそこにあった。

多分、あれはそうだったのだと思う。
自分ではどうすることもできなかった「事故」だけれど...
ひとつの命が消えた瞬間に居合わせてしまった。

夕空のキャンバスに影絵のように浮かぶアルハンブラ宮殿も...
この日ばかりは何となく悲しげな色に見えた。

制限速度・時速90キロ
自然の中では異常なスピード
運転はくれぐれも気をつけて


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by photographerasuha | 2015-02-10 18:01 | Trackback(1) | Comments(0)