シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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<   2013年 08月 ( 5 )   > この月の画像一覧

フシギな体験、鎌倉

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私は以前、鎌倉に住んでいたことがある。

それまでは横浜に住んでいたのだけれど、当時マリンスポーツにハマっていたこともあって、鎌倉に住むことに憧れていた。
ある日、思い立って不動産屋のドアを叩いてみた。
そして、由比ガ浜の海岸からすぐのところに、手頃なアパートを見つけた。

8畳ほどのフローリングに、小さなキッチンとユニットバスがついた1K。
海は望めないけれど、2階の角部屋で陽当たり良好。
大家さん宅の敷地内に建つ、キレイな物件だった。

土日や休日は酷く混み合う小町通りも、平日は落ち着いていて散策するには快適。
数多くある寺院や広い砂浜も同じで、住んでいるからこその特権を楽しんでいた。
ただ...、住んでみて初めてわかる難点もあった。

ある夜のこと。

「ゴーーーーーッ」という強い風の音で目が覚めた。
海が近いこともあって、風音で眠りを妨げられることはそう珍しくはない。
でも......、なにか変だ。

そう思っていると、急に身体が痺れてきた。
手足を動かそうと思っても、さっぱり言うことを聞いてくれない。
それに、まるで誰かが覆いかぶさっているかのように布団が重い。

コレが金縛り?
初めてのことだったので、もうワケがわからない。
怖くてコワくて、悲鳴をあげようとしても、声を出すことができない。

窓は閉まっているはずなのに、部屋の中にも強風が吹き始めた。
そして、ナニかが壁に沿ってグルグルと走り始めた。
姿は見えないけれど、その気配はハッキリとわかる。

一体どれくらいの時間、もがいていたのだろうか...。
そのうち風が治まってきて、走っていたナニかもどこかへ行ってしまった。
何ごとも無かったかのように、夜の静寂が戻ってきた。

夢でも見ていたのだろうか?...
寝ぼけていたんだろうか?...
きっと...そうだ...。

ところが、その後もたびたび同じようなコトが起きた。
枕元をナニかがノシノシと歩いたり、頭をつかまれて左右に揺らされたり、いきなり両足を持ち上げられて落とされたりと、バラエティに富んでいた。
結局、そのアパートに住んだ数年の間、ずっと不思議なコトは続いた。

鎌倉はその昔、幾多の戦が行われた地ゆえに、未だに土を掘り返せばゴロゴロと人骨が出てくるようなトコロ。
そのせいか、結構な数の心霊スポットをかかえている。
でも、私の部屋にいたのは、幽霊とはまた違うような...。

ある日、霊感のある友人に一部始終を話すと...
「それはきっと妖怪の通り道だよ」と。
どうやら、妖怪たちにイタズラをされてしまっていたらしい。

そして...
「よくそんなトコロに何年も住んでいたね?。で、何で引っ越さなかったの?」
と、クールなヒトコト。

そういえば...そうだ...よねぇ?×××

お寺の多い古都・鎌倉
そしてお寺にはネコがたくさん
もしかして『化けネコ』もいるカモ?


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by photographerasuha | 2013-08-29 23:50 | Trackback | Comments(0)
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「こちら、N◯Kと申しますっ♪」

女性の明るい声が、受話器から聞こえてきた。
え?、N◯K?、あの公共放送局の?...
というコトは、もしや受信料督促の電話?。

......ちょっと待って?。
受信料はちゃんと一年分まとめて前払いしてるハズ。
うん、間違いない!。

受話器を耳に押しあてる。
声の主は続けた。

「シエスタについて、お話を伺いたいのですが♪...」

電話は、BS放送のある番組の担当者からだった。
番組でスペインのシエスタをとりあげる企画があるので、情報が欲しいとのこと。
つまりは、電話取材のオファーだった。

SIESTAはスペイン語。
ギリシャやイタリアでも見られる習慣だけれど、本家はスペインだ。
ただ...

今、私が主として歩いているのはギリシャの島々。
最後にスペインを訪れてから、随分と時間が経ってしまっている。
そのことを伝えると、それでも構わないという。

当たり前だけれど、電話というモノは相手の顔と言うか、表情をうかがうことができない。
唯一の手がかりである声の調子で、その表情を想像するしかない。
私はただでさえ話し下手なので、ヘンな間が空いたりとか、どうも苦手だ。

それでも、担当者はさすがに手慣れたもの。
こちらが話しやすいように、巧くタクトを振ってくれた。
インタビューは一問一答式の形で進み、時おり私がこれまでに見てきたエピソードを織り交ぜて答えた。

そういえば、『シエスタ』という言葉。

以前だったら
「なにソレ?、美味しいの?」
とか返ってきそうだったけれど、今ではかなり浸透してきたようで、お店の名前などによく使われるようになった。

連日こう暑いと、名前だけじゃなくその習慣も浸透したらなぁ...、と思ってしまう。
実際、昔は日本でも百貨店などで導入されたことがあったらしいけれど、どうやら根付かなかったらしい。
今の日本だと、なおさら......だろうか。

『シエスタ』はお昼寝という意味だけど...
みんながみんな、寝ているわけじゃない
でも...やっぱりお昼寝するのがイチバンかな?


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by photographerasuha | 2013-08-20 22:36 | Trackback | Comments(0)

朝スイのススメ

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立秋から一週間。

暦の上では秋が始まっているハズだけれど、「いったいドコが?」という感じ。
ますます暑くなるばかりで参ってしまう。
家にいても暑くて暑くて、いっそ家ごと行水したいくらい。

毎朝欠かさず食べている自家製ヨーグルトも、この暑さのおかげですっかりダメになってしまった。
発酵食品は温度管理がなかなか難しい。
私と一緒で夏場が苦手らしい。

仕方が無いので、何か代わりになるモノを...
と、冷蔵庫をガサガサ。
あるモノに白羽の矢が立った。

それは、スイカ

これが思いのほか大アタリだった。
ヒトは寝ている間にコップ1杯分の汗をかくというから、水分の固まりのようなスイカは起き抜けのカラダには嬉しい。
ほどよく冷えた果汁が、喉を潤しながら通っていく感覚が心地よい。

ひと口ごとに、何かカラダに良いモノがスーッと浸透して、細胞が目覚めていく...
そんな感覚がはっきりとわかる。
私にとっては専ら夜に食べるモノだったけれど、すっかりそのイメージが覆ってしまった。

昔から、スイカは体温を下げるとか言われるけれど...
季節のモノ・旬のモノというのは不思議なくらい、なにかと理に敵っている。

そういえば、バリ島の宿では朝食時にフルーツが出てくるけれど、必ずスイカが入っている。
他には、メロン、パパイヤ、パイナップルなどなど。
調べてみれば、そのどれもが暑さを乗り越えるのに適した効能を持っている。

それにしても...、この暑さと湿度。
バリ島のそれを思い出させてくれる。
ゆったりシエスタを楽しみに行きたいなぁ...。

残暑お見舞い申し上げます☆

ライムを搾ってかけるのがバリ島スタイル
美味しさと爽やかさが倍増♪
それにシミ・ソバカスの解消に相乗効果があるとか


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by photographerasuha | 2013-08-13 22:50 | Trackback | Comments(0)

瀬戸内の夏

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「ASUHAさん、広島出身なんでしょ?
 瀬戸内の夏、爽やかそうでイイですね〜っ☆」


この時期、誰かと顔を合わせれば、こう切り出されることが多い。
少なくとも神奈川・東京辺りでは、瀬戸内というトコロはそんなイメージで通っている。
瀬戸内海から涼しい風が吹いて、地中海のように湿度は少なくカラッとした...

いやいやいやいやいや、トンデモナイッ!

なぜ誤解されてしまっているのかわからないけれど...
"ジトジトベタベタ蒸し暑い"
"その割にさっぱり雨が降らない"
"風が吹かず空気が動かない"
と、不快な要素が三拍子揃っている。

『瀬戸の夕凪・朝凪』という言葉をご存知だろうか。
夕方に海風から陸風へと、また朝方に陸風から海風へと交替する際に起きる無風の時間を、それぞれ夕凪・朝凪と呼ぶ。
瀬戸内地方はもともと風が穏やかなうえに、夏場にはその無風状態がより顕著になる。

風向きが変わるというけれど、実際は夜も昼もほとんど無風のようなもの。
特に、夜は最悪だ。
風が止まってしまうと、海から運ばれてきた湿気が夜通し居座ってしまって、それはそれは寝苦しい。

子供の頃、故郷では夏休みになると、早朝に小学校に集まってラジオ体操をする習慣があった。
家を出ると、左を見ても右を見てもずっと向こうまで、腰の高さまでがまるで雲の中にあるような光景をよく目にした。
朝凪の仕業だ。

私はもう何年も、この季節に帰省していない。
理由はもちろん...
そんな夏の瀬戸内の気候がどうにも苦手だからだ。

故郷の母から
「息をするのもしんどいくらい暑い×××」
と、悲壮感に満ちた電話があった。

「年を追うごとに暑さが増している...、気候が変わってきている...」と。
故郷を離れたことが無い人がそう感じているのだから、やはりそうなのだろう。
ますます足が遠のいてしまいそうだ。

そんな広島は今日、68回目の原爆の日を迎えた。

安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから

平和記念公園にある、原爆死没者慰霊碑に刻まれている言葉だ。
約束は守らなくてはならない。
今一度...

黙祷

茜色に染まった尾道水道の夕景
それにしても...
「風」が「止まる」から「凪」...とは巧く言ったものだ


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by photographerasuha | 2013-08-06 22:13 | Trackback | Comments(2)

一枚のポストカード

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恒例のあ〜てぃすとマーケットが終了。

すっかり常連出展となってしまった。
毎回お越しいただく方あり、ウェブサイトやブログを見て初めてお越しになる方あり...
本当に嬉しいことだ。

そんな中、ひとりの女性がお見えになった。

ギリシャで買ってきたポストカードを使い切ってしまい購入先を探していて、私のウェブサイトに辿り着いた...
とのことで、遠方よりはるばるお越しくださった。
ブースに並ぶ作品を見ていた彼女は、たくさんあるポストカードの中から迷わず一枚のカードを手に取ってひと言...

「これ、シフノス島ですよね?」

前回のポストのファヴィニャーナ島同様、シフノス島と聞いてイメージできる方はほとんどいないだろう。
なにしろ、日本人観光客には無縁の島だ。
私自身、シフノス島を知っている人に出会ったのはこれが初めてだった。

彼女が手にしたカードにあるのは、まさにそのシフノス島の風景。
驚きで思わず目を丸くしたまま、何故わかったのか尋ねてみた。
...なるほど、納得。

彼女には、長年交際しているステキな彼氏さんが。
そしてその方は、シフノス島出身のギリシャ人。
で、もう何度か一緒に故郷の島へ行かれたことがある...というわけだ。

その彼氏さん、現在は兵役中。
ギリシャには徴兵制があって、18歳以上の男子は12ヶ月の兵役につかなければならない。
なので、しばらく会うことができない。

「コレ、ください。きっと彼も喜びます!」

彼女はそう言って、そのカードを差し出した。
彼女の想いの前には、10000kmの距離なんて小さな存在なのだろう。
幸せに満ち溢れたキラキラとしたその表情は、シフノスの海のきらめきを思い出させてくれた。

たった一枚のポストカードが、私にステキな時間を届けてくれた。

Eさん...
兵役を終える日が待ち遠しいですね
頑張って♪


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by photographerasuha | 2013-08-01 23:57 | Trackback | Comments(0)