シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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そして、嵐

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雨続きの旅は、なんとも気が滅入ってしまう。

ましてや、島を離れる日なんて最悪だった。
夜の間ずっと止むことの無かった、雨・雷・風 トリオによる三拍子の三重奏。
時おりやってくるff(フォルティシモ)のフレーズが、夢の中まで聴こえてきた。

朝一番のフェリーに乗るため、夜明け前にベッドを出る。
窓の外のまだ真っ暗な町を、稲妻がストロボを焚いたように明るく照らす。
濡れて滑りそうな石畳の坂道を港へと降りて行く途中で、雨脚はさらに強くなった。

「バケツをひっくり返した」なんて言葉じゃ足りないほどの大雨。
仕方が無いので、坂の途中の軒下で雨宿り。
しばらく様子を見ることにする。

ところが、意に反して雨は酷くなる一方。
それどころか、雷も風も釣られて暴れ出してしまった。
どうやら、空の神様は相当ご機嫌ナナメのよう。

そんな土砂降りの中、目の前を一匹の犬が通り過ぎて行った。
一瞬チラッとこちらを見たけれど、そそくさと雨のカーテンの向こうへと消えていってしまった。
「早く帰らなくちゃ、ヤバイよ、ヤバイよ」とでも言わんばかりに。

それから1分も経たなかっただろうか。
犬が去って行った坂の上の方から、ザワザワという音。
と思ったら、大量の水が押し寄せてきた。

どうやら、あまりの雨量に下水管のキャパを超えてしまったらしい。
激流に乗って、ダンボール箱だの、発泡スチロールだの、いろんなモノが流れてくる。
石畳の坂道は、あっという間に川のようになってしまった。

マンホールからは水が噴水のように吹き出し、みるみるうちに水かさは増えていく。
フェリーの出港時間が迫っているけれど、こうなってはとても歩けたものではない。
ギリギリまで待ってみる。

...が、タイムアップ。
残念ながら、最悪の状況。
突風が雨を横殴りに降らせ、雷も近くにバリバリと落ちる中を、歩き出さなければならなくなった。

水位はもう踝の辺りまで来ているので、当然スニーカーは浸水・水没。
傘は無用の長物と化し、下着までズブ濡れ。
もう、朝から気持ち悪いったらありゃしない。

そんな中を10分ほど歩いて、なんとか港に辿り着いた。
よくあるコトだけど...
途端に、嵐トリオのエキサイティングなセッションはいきなりの終演。

ただただ呆然としながら、まだ薄暗い海にフェリーボートの灯りを待った。

よくあるコトだけど...
フェリーボート、遅刻すること15分
早く言ってよぉ〜×××


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デザインフェスタ vol.38
ASUHA-明日葉-のブースへお立ち寄りいただきました皆さま
ありがとうございました
またお会いしましょう☆


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Commented by O&クロ at 2013-11-10 07:10 x
南欧のゲリラ豪雨、うちも同じようで、道や階段、庭までも川のようになってしまいます。治水の考え方がないようで、ちょっとでも低い所はすべて川みたいになるんですよね。うちの場合は、そのまま水害になる可能性があるのが難点ですけど、それが南仏の雨季のようです。
Commented by photographerasuha at 2013-11-13 17:54
O&クロさん

治水については、日本は進んでますね。
ヨーロッパの町、排水用の側溝はあまり見かけませんし。

それにしても、今までで一二を争うような、スゴい雨でした。
これはコレで、旅の思い出です。
by photographerasuha | 2013-11-08 00:18 | Trackback | Comments(2)