シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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フィロクセニア

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以前、「続・オミヤゲのハナシ」という記事で少し触れたけど、ギリシャには "フィロクセニア" という言葉がある。

"フィロ" は友人、 "クセニア" は外国人。
つまりは、「外国から来た人を、友人として迎えもてなす」というコト。
ギリシャを旅すると、 "フィロクセニア" を冠したホテルや店をよく目にする。

ギリシャ人には、このフィロクセニアの精神が古くから根付いている。
昔から海運が発達していたお国柄のせいか、外国人に対してとても親切な国だ。
その気質のおかげで、私も随分と助けられている。

宿を探してウロウロすれば、通りがかりの人がすかさず、「どうした?、どこへ行きたいんだ?」...
タベルナ(食堂)に行けば、「すまない、ウチは日本語のメニューが無いんだ。英語ので大丈夫か?」...
パン屋でパンの中身が何なのか尋ねたら、お互い言葉が通じず、お店を飛び出して近所から英語の話せる人を捕まえてきたり...。

例を挙げればキリが無いのだけれど...、とにかく困っている人を見ると放っておけないタチのようだ。

フィロクセニアは、よく英語のホスピタリティーと同意語とされるけれど、私は少し違いを感じる。
より温かいというか、心がこもっているというか...。
うまく説明できないのが歯痒い。

お店でコチラが買う気がないとわかると、途端に冷たくあしらわれる...
なんてことも、少なくとも私は全く経験が無い。
いつもそのまま世間話になり、気がつけば随分と長居してしまったことも。

彼らからは、 "オモテとウラ" というか、 "本音と建前" というモノを感じない。
だから、出会ったばかりの人でも、自然とすぐに打ち解けてしまう。
そして、一旦トモダチになってしまうと、その絆はとても強いものになる。

ギリシャを旅していると、必ずどこかで出会うフィロクセニア。
なんとなく懐かしい感じがするのは、日本ではそんな温かな気遣いがだんだんと希薄になってきているからだろうか。
ギリシャでも日本でも、この素晴らしい精神をいつまでも持ち続けて欲しいものだ。

美味しいタベルナへ案内してくれたネコ
彼らはステキなお店をよく知っている
フィロクセニアの精神はネコたちにも浸透しているのかも


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Commented by O&クロ at 2013-01-25 17:58 x
フランス人は、田舎の人は良いのですが、都会は金の切れ目が縁の切れ目になるなんて事も多いようで、住みにくくなっていると聞いています。南の方が貧乏でのんびりしていて暮らしやすいから、太陽が作ってくれた性格なのかもしれませんね。
Commented by photographerasuha at 2013-01-25 19:14
O&クロさん

田舎と都会の気質の差、これ万国共通かもしれません。
アテネもシドニーもカイロも、そして東京も...。
ワタシは元々田舎者なので、未だに東京のペースにはなかなか馴染めません。
by photographerasuha | 2013-01-21 22:46 | Trackback | Comments(2)