シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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ブッシュファイヤー

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シエスタの島の小さな村で遭遇したブッシュファイヤー。

ブッシュファイヤーとは本来、オーストラリアで自然発生的に起こる山火事のこと。
決して珍しい現象では無く、日常的に起きている。
つい先日も、タスマニアで大規模な山火事が起きて、甚大な被害が出てしまった。

風に煽られた木や葉っぱの摩擦熱で発火したり...
水滴やガラス片が偶発的にレンズの働きをしたり...
はたまた、落雷だったり...。
出火の引き金の形はさまざまだけど、根本の原因は高温で乾燥しているその気候。

ご存知のとおり、オーストラリアにはユーカリの木が多くあるのだけれど、この木は油分をたくさん含んでいる。
なので、一旦火がついてしまうと、猛烈な勢いで燃えてしまう。
風に吹かれでもすると、次から次へと燃え移って、もう手がつけられない。

そして、ここギリシャの島も、カラカラに乾いた気候。
大地は燃えやすいオリーブの木で覆われている。
いつもは爽やかな海風さえも、時には強く吹きつける。

この日は悪い条件が揃ってしまったらしい。
何処からともなく現れた炎は、みるみるうちに火の鳥のごとく翼を広げ、村人が大切に育ててきたオリーブの木は、バキバキという悲鳴をあげながら呑み込まれてゆく。

オリーブ栽培は、数少ない島の重要な産業。
収穫期の山火事は、致命的な損失となってしまう。
普段は静かな時間が流れている村も、この時ばかりは蜂の巣を突いたような大騒ぎだ。

島では消防設備も乏しい。
頼りになるヘリコプターも、気象条件次第。
半鐘代わりの教会の鐘の音を背に、ただ到着を待つしか無い。

自然発生の山火事は仕方が無い部分もあるけれど...
実のところ、タバコや農作業の火の不始末が原因の例も少なくないそう。
さらには、放火という論外のモノも×××。

シエスタの島での、シエスタを楽しめない出来事だった。

日本も乾燥した日が続く季節
火の元にはくれぐれも気をつけて


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Commented by O&クロ at 2013-01-12 19:33 x
南仏も山火事が多くて、夏になると注意のサイレンが毎日のように鳴っています。水を持っている木がなくて燃料のような木ばかりですからね。フランスは消防の飛行機などの設備が整っているのですが、それでも山火事に対しては小さなもので、大きな飛行機も蚊トンボみたいに感じます。自然は強大です。
Commented by photographerasuha at 2013-01-12 20:49
O&クロさん

ギリシャ、南仏、スペイン、イタリア...、地中海沿岸国はどこも同じような状況ですね。
山火事、間近で見るとゴウゴウという炎の音が恐かったです。
黒こげになった森が、島のあちこちにありました。
それにしても、放火があるというのはいただけないです。
by photographerasuha | 2013-01-11 22:17 | Trackback | Comments(2)