シエスタ・フォトグラファー ASUHA-明日葉- による、ゆったり・まったり・のんびり癒し系ブログ。ウェブサイト In the town of SIESTA 本編とは少し違ったGraffiti(落書き)を描きます。


by photographerasuha
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碧い海の向こうには

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ギリシャ・クレタ島。
北岸から南岸へとクルマを走らせる。

クレタ島はとても大きな島。
中央には2000メートル級の山々が連なり、南へ行くには峠を越えていかなければならない。
初夏を迎えたとはいえ、山の頂きには真っ白な雪が眩しいほどに輝いている。

山越えの道は、ガードレールの無い深い谷沿いの崖と、落石の痕跡があちこちに見られる山沿いの崖に挟まれた道。
登坂のためカーブが延々と続くつづら折りの道は、走る割には距離を稼げない。
縦断するのに2時間ほどはかかってしまう。

峠を越え、いくらか南に降りてきたところで、ここでは珍しいトンネルに入った。
暗闇の向こうに見える光に誘われるようにトンネルを抜けると、地中海らしい力強い太陽の陽射しと共に、思わず声をあげてしまう光景が広がった。

どこまでも広く、どこまでも青い、海と空。
一面鮮やかなブルーの世界が、そこにあった。

ここからは見ることはできないけど、この海を渡ると、そこはアフリカ大陸。
クレタ島との間にあるのは、同じ海と空。
向こう岸から見ても、同じ鮮やかなブルーに見えるはず......
なのだけれど、今はどうもそうはいかない様相。

ここから南に真っ直ぐ300キロ先、そこに位置する国はリビア。
今まさに激動の時を迎えた、あのリビアである。

そしてその右手、西隣には "アラブの春" の火付け役となったチュニジア。
その隣にはアルジェリア。

反対側の左手、東隣にはエジプト。
さらにもっと東に行くと、シリアやヨルダン...。

地中海東岸から南岸にかけては、今は騒乱のまっただ中にある。
クレタ島から臨む海を見る限り、とてもそんなことは想像できないけれど。

あのカダフィ大佐も、遂に亡き者にされてしまった。
ただ、それで本当の "アラブの春" はやってくるのだろうか。
なんとなく、既に新たな怪しい臭いがし始めているような気がしてならない。

穏やかなクレタ島にいると別世界の話のようだけれど
ギリシャは経済問題でもがき苦しんでいる
そして日本も...


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Commented by yetiherder at 2011-10-25 16:59
どうやって目標を達成するか、その道のりが重要なんだなあと今回のリビアの一件をテレビで見ていて感じます。

ギリシャもこれからどうやって変わっていくのか...
Commented by photographerasuha at 2011-10-25 17:57
yetiherderさん

けっしてカダフィ氏の肩を持つわけではありませんが、果たしてあれで良かったのかどうか。
愚かな指導者だったとはいえ、いとも簡単に亡き者にしてしまうのは、それもまた愚かな行動のような...。

ギリシャも大きな転換期を迎えているのでしょうかね。
なんとかこの危機を乗り越えて、良い方向へ向かってくれることを祈りつつ、見守りたいと思います。
by photographerasuha | 2011-10-24 22:11 | Trackback | Comments(2)